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少年事件講義で警官が高校の授業に“出動”へ…横浜(読売新聞)
http://newsflash.nifty.com/news/tk/tk__yomiuri_20031103i501.htm
横浜市立横浜総合高校(同市中区、592人)で来年4月から1年間、
神奈川県警の現職警察官らが講師となり、治安情勢や少年法などについて
講義することになった。
選択科目「生活と法」として新設され、履修を終えると卒業に必要な単
位に認定される。県警によると、通年の授業で警察官が講師を務めるのは
全国で例がないという。
講師として派遣されるのは、少年事件や薬物事件の捜査を担当する生活
安全部や、交通部の警察官ら。現場の具体的な事例をもとに、少年事件の
現状とその背景、少年法、出会い系サイト規制法などについて講義する。
開講予定の46時限(1時限90分)のうち、警察官は24時限を、残
る22時限は、横浜市職員や商店街組合の幹部らが、福祉の現場や経済活
動の現状などについて講義する。
総合高校の特徴でもある進路や興味に応じて履修できる選択科目の1つ
として行われ、生徒には年2回、テストやリポートが課される。
県警と同校は既に、先月上旬から警察官が治安をテーマに、試験的に授
業を行うなどして開講の準備を進めており、手老貞行校長は「授業をきっ
かけに生徒に社会の一員としての意識を身に着けてほしい」と期待してい
る。
教育評論家の尾木直樹氏は「警察官の実体験に基づいた話は生徒にとっ
て生きた情報になるだろう。ただ、生徒に過度の警戒感を抱かせないよう
授業方法を工夫すべきだ」と話している。
[読売新聞社:2003年11月03日 03時17分]