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★ Nevada は、そのメンバー構成からも推察できるように、投資に関しては国際金融資本側に立脚していますが、この記事には納得させるものがあり、紹介します:
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経済レポートや経済速報で、日本の治安につき何度か警告を発してきましたが、その後も治安は悪化し続けています。
もはや、全く制御が利かない状態になりつつあると言えます。
先日、このような犯罪がありました。
【29歳、金がなくなると身近な店に強盗 都内で18件 コンビニ9件】(新聞報道)また、【女子高校生が集団でスリ】をしていたとの報道もありました。
今はプロが犯罪を犯しているよりも、このように普通の若者が事の善悪を判断せず、軽々と犯罪に走る事例が多発しています。
そして、【高年齢層が万引きに走っている】という報道もありました。
社会的にモラルが崩壊した為に、年齢・性別に関係なく誰でも犯罪者になる、今まで経験したことのない社会に日本がなりつつあるのです。
この点では、犯罪予備軍が日本国中に無数にいることになります。
そして、不法滞在者を中心にした外国人の犯罪も、加速度的に増えてきています。
世界一安全と言われた日本の治安は、何も警察官が優秀だったから保たれたのではなく、複数の日本独特の特殊な要因があって保たれていたという事を警察官僚は、まず知る必要があります。
勿論、大多数の現場の警官は精一杯職務を遂行していますが、上層部は根本的に間違った分析をして対応をしているために、今のような状況を招いていると言えると思います。
先般、国松元警察庁長官は、このように述べています。
『警察の本質は「力」。愛される必要はなく、信頼されれば良い』
これは、大きな間違いです。
国民から愛されない警察に誰が協力するでしょうか?
勝手に警官が捜査をすればよいさ、と国民は思うでしょう。
今、警察への信頼は失われ、この為多くのところで自警団が組織化されています。警官などあてにしないよ、という国民の意思表示が起こっているのです。
更に、警察官の不祥事が頻発し、かつ警察の捜査への疑問がマスコミを賑わしています。
警察官が麻薬を買ったり、交番に来た女性のスカートの中を盗撮するという警官がいたと思えば、ろくに捜査をせずに事件を放置するという事例がマスコミを賑わせています。
中でも、桶川市のストーカー殺人事件は、国民の警察への信頼を決定的に失墜させたと言っても過言ではありません。
女子大生が警察に助けを求めたにも拘わらず放置し、結果見殺しにしてしまい、その後の警察の言い訳が遺族そして国民感情を完全に蔑ろにしてしまった、あの事件です。
この事件以降、国民は完全に警察を信用しなくなったのです。
助けを求めても民事不介入として助けてくれないのなら、警察などあてにしない。そして、警察から捜査の協力を求められても、誰が協力などするものか、となってしまったのです。
国民から愛されない警察システムは、全ての面で空回りするだけで、かえって危険な状態だと言えます。
今、警察は以前指摘しました≪ブロークンウィンドーズ理論≫(2003年3月1日号経済レポート 6.警察はネット規制を行うべき時ににて掲載)を実践するために、軽犯罪を徹底的に取り締まっています。
駐車違反の検挙はその典型に当たりますが、ここで警察と国民との間に深い溝が出来てしまえば、一体どうなるでしょうか?
国民からすれば、反発・嫌悪感しか生まれません。
国民が納得できる警察力であれば問題はありませんが、単に警察権力が強まるだけであれば、国民は猛反発するだけです。
国民を敵に回せば、駐車違反等の軽犯罪は取り締まれても、聞き込み捜査が必要な殺人事件等重大犯罪捜査協力には国民はそっぽを向くでしょう。
誰が捜査に協力するか、となります。
警察は、国民から愛され信頼される存在に早急に転換しませんと、不満が鬱積した国民から焼き討ちにあう可能性すらあります。
警察への信頼が失われた社会には、もはや秩序など存在しないのです。
もし、外国人を含むプロの犯罪組織が、職もない不満を鬱積させた若者や、リストラ解雇され社会に恨みをもつ年配者達と、ネット等で連絡を取り合い、日本国中に犯罪網を作り上げ、一斉同時に犯罪に走ったら、どうなるでしょうか?
社会秩序の崩壊は徐々に進み、そして最後の段階では一気に進みます。 今、日本はこの最後の段階に近づいてきており、集団で犯罪者がコンビニ・スーパーやパチンコ店等を襲い始めたら、もはや取り返しのつかない状況に陥ることになります。
国民から愛されない警察の崩壊がもたらす社会的混乱は、避けられない状況に陥りつつあると言えます。[2003年10月15日号]
http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_031015_1.html