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(回答先: わいせつ寸劇に抗議デモ 中国でまた日本人に反発 投稿者 T 日時 2003 年 10 月 31 日 13:09:05)
11月2日(日)1時19分
<わいせつ寸劇>反日機運を刺激 「軽い気持ち」通じず 中国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031102-00000096-mai-int
【西安(中国陝西省)浦松丈二】中国・西北大学の日本人男子留学生らによる「わいせつ寸劇」をきっかけに、陝西省西安市で広がった反日デモは1日、退学・解雇処分となった留学生3人と教師の計4人が連名で反省文を書いて提出したことで一応は収束した。軽い気持ちで演じた寸劇がケガ人を出すほどの大規模なデモに発展した背景には、日中双方の相互理解の難しさがある。いったん火をつければ、瞬く間に燃え広がる「反日」機運の根強さを改めて浮き彫りにした騒動だった。
◆「反省文」提出
日本人留学生たちが演じた寸劇のテーマは「日中友好」だった。Tシャツにハートマークを背中に描いた留学生を、「日本」「中国」と背中に書いた別の2人の留学生がはさむように立ち、3人で手をつないだ。ハートマークに結ばれた日本と中国を表現したかったのだ、と彼らは言う。
しかし、観衆の反応は違った。「文芸の夕べ」に集まった約400人の多くは「著しく下品。この催しと中国人を見下している」(大学側)と受け止めた。日本人留学生たちが胸に赤いブラジャー、腰に紙コップを突き立てた姿で、変則的な音楽をバックに叫び、跳びはねたからだ。5分ほどで中国人学生や教師に制止されたことからも、場違いな演出だったことがうかがえる。
「文芸の夕べ」の翌30日午前、同大構内に留学生の「わいせつ寸劇」を批判する壁新聞が張り出された。学生たちは口々に「わいせつな格好をした日本人留学生が『これは中国人のイメージだ』と言った」などと憤ったという。こういう発言があったことは確認されていないが、寸劇の一部分が切り取られ、誤解を増幅させた形だ。
関係者によると、留学生たちが宿舎で書いた反省文の下書きは誤字が丸く囲まれ、何度も推敲(すいこう)を重ねた跡があった。締めくくりの部分に「日中友好」の文字があったが、これに二重線が引かれ、提出された文から削除されていた。日中友好というスローガンと、自分たちの引き起こした騒動とのギャップの大きさに留学生たちがとまどったのかどうか――。
◆歴史問題の影
この催しは学内のイベントでありながら、上海などの中国系企業がスポンサーになった「伝統と格式のある催し」(大学側)だった。政治的な影響力を持つ西北大学の中国共産主義青年団(共青団)幹部が企画運営にかかわっていたことも、事態を複雑にした。
共青団は胡錦涛国家主席の出身母体として知られ、全国各地の大学にも活動拠点を持つ。メンツを傷つけられた共青団幹部に呼応して、反日デモは火がつくように広がった。西安は中国のかつての都・長安。西北大学は中国西部の名門大学で、学生たちには地方の出身者が多く、日本社会や文化との接触も少ない。「反日教育」を受け入れやすい地方のエリート層だといわれている。
さらに最近、中国では満州事変の勃発(ぼっぱつ)した9月に珠海(広東省)で日本人旅行客による集団買春騒ぎが起き、8月にはチチハル(黒竜江省)で旧日本軍遺棄化学兵器の毒ガス漏れ事故が発生している。反日感情が高まり、日中関係は「歴史」にからみ、ぎくしゃくしやすい空気があった。
デモ隊の要求が時間とともに留学生の「追放」から「謝罪」に変わったことからも、歴史問題の影響がうかがわれる。中国では「日本は過去の過ちを謝罪していない」との論調がいまだに受け入れられやすい。
◆官製デモ説も
西安市内では1日夜、小規模な抗議行動が散発的にあるなど、反日の動きがくすぶった。ただ、地元のタクシー運転手(31)は「戦争は終わったじゃないか。大学内の問題を外に出すのはおかしい」と言った。
また、デモ隊は公安当局の誘導に素直に従っていることから、地元住民には「官製デモ」と受け止められている。公安当局が反日世論の「ガス抜き」のため、あえてデモを黙認したのではないかとの見方もある。
関係者によると、寸劇を演じた日本人留学生3人と教師は同市から車で1時間半かかる郊外の宿泊施設に泊められている。当局者たちは4人を安全に自主帰国させるため、中国人学生と接触させない方針だ。
1日には中国のメディアが騒動を報じたが、反省文提出を撮影したテレビは留学生に危害が及ぶのを懸念してか、放映は控えているという。(毎日新聞)
[11月2日1時19分更新]
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こんなデモやって得をするやつらが、一番の張本人ということでしょうか。