現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件10 > 508.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: Re:「ほら、これが日本人だ」と書かれていたのでは? 投稿者 おぢさん 日時 2003 年 11 月 01 日 00:33:00)
昨晩は、チョット逆説的に表現したくなって、以下のように書きました:
>もしそうなら、留学生らの掲げていた札は「ほら、これが日本人だ」と書かれていたのでは?
勿論、おぢさんが以下に言われるとおりで、そうは書かれていなかったでしょう:
>「ほら、これが日本人だ」と書かれていたのならみんな納得で、中国人の溜飲を下げていたかもしれませんが、でもこれも違うでしょう。納得は日本人だけだったり。
情けない思いをしながら。
一方、中国外務省領事局の表明内容は、至極まともなものです:、
>中国外務省領事局は31日、日本大使館に注意を促した。日本人留学生のわいせつ寸劇は「日本の公の場でも許されておらず、ましてや中国においてはなおさら許されるものではない。日本国民が中国国内で学習や旅行している間、中国の法律、風習、習慣を厳守するよう希望する」と伝えた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031101-00000078-mai-int
前回の集団買春事件の時もそうでしたが、「日本人は嵌められた」という書き込みがネットには多く見受けられました。例えそれが事実でも、そういう受け止め方をしている限り、海外に出かけた日本人による、こうした猥褻がらみの事件は、これからも続くことでしょう。
昔の武士のように「家を出たら七人の敵」ではありませんが、足を引っ張る者に囲まれて生きてゆくための警戒心が、日本人には足りないと思っています。特に海外、それも、長年、熱心に半日教育を続けている国に行く場合はなおさらです。
前回も今回も、「中国政府が国策をスムーズに進めるために起こしたヤラセだ」という意見が、数多く見受けられますが、もし、猥褻的な表現行為の事実がないのなら、何故、学生も教師も日本大使館も、真相究明で争わないのでしょう。
あっさり不始末を認めて引き下がれば、真相はどうあれ、世界中から、「あーやっぱり、日本人はゲーム好きのヘンタイという噂は本当だった。」と思われることでしょう。
今回は、日中の大使館レベルで話がつき、さほど大きな日本バッシングにはならないかもしれませんが、ここで思い出すのは、まだココムがあった頃に米国で持ち上がった東芝ココム違反事件です。
ノルウェーの企業も、東芝製と同等の機能を持つハイテク製品を当時のソ連に輸出していましたが、ノルウェーの企業は「我が社は、民事用に特化した製品を輸出したのであり、ソ連での軍事転用は不可能」として、米国に敢然と反論しました。
その結果、米国人は「ノルウェーの企業は堂々と反論しているから、ココム違反はしていないのだろう。さっさと謝って社長も引責辞任した東芝は、やっぱり違反しているのだ。東芝は実にけしからん。日本はけしからん。日本をやっつけろ!」となって、酒樽の上に東芝のラジカセを置いて叩き壊すというセレモニーを皮切りに、日本バッシングが燃え上がりました。勿論、当時も今も、日本バッシングは仕組まれたものですが。
日本国内で習慣化している阿吽の呼吸が通じる筈もない海外では、「降って湧いた誹謗中傷は敢然と跳ね返す。その為にも日頃から、足を引っ張る者に弱みを見せない。」という、毅然とした生き方が必要だと思います。
尤も、日本国内で毅然とした生き方をすると、煙たがられること請け合いですが。