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コメ作況指数、全国平均は最終的に「著しい不良」に
読売新聞10月28日
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20031028i201.htm
農林水産省は27日、2003年産米(水稲)の作柄概況(10月15日現在)で、全国平均の作況指数が最終的に90となることを明らかにした。予想収穫量は765万トン前後となる見通しだ。28日に発表する。
作況指数を6段階に分けていた従来の評価に当てはめると、最もランクが低い「著しい不良」(90以下)に該当し、1993年(作況指数74)以来10年ぶりの不作で、戦後では5番目に悪い水準となる。
在庫米が10月末で150万トンあると見込まれるため、新米と合わせた来秋までのコメの供給力は国内需要量を約50万トン上回り、コメ不足にはならないとの見通しに変化はない。
(2003/10/28/03:00 読売新聞 無断転載禁止)
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「コメ不足にはならない」?−−−−選挙対策ではないのか。
すでに市況では自主流通米(古米)が暴騰し始めているのに、あたかも生活への影響はないかのような操作をしている。
10年前のダイエー(今はもうない)でタイ米を買うのに寒空のもと家族で延々と列に並んで突っ立っていたときも作況はおそろしく悪かったけど。
今年の夏のヨーロッパの小麦は猛暑で甚大な被害を受けている。
地球環境の著しい悪化を原因として起こるであろう世界的な食糧難に、車と引き換えに農業という城を明け渡してしまった国家は、食糧戦略という切実な攻撃を食らうことになるのでは?
アメリカなんざウエーバー法で海外の農産物は厳しく輸入阻止しているのに。
農水省の発表する在庫量は、官僚が鉛筆なめて世論沈静化のために操作することは衆知の事実。
米を作らせない、休耕お手当てもカット、野菜は中国から自由輸入。
農家の愉しみである畜産牛も輸入自由化と狂牛病でご破算。
お米はミニマムアクセス(義務輸入)でいやが応でもアメリカから入る。
頼みの全中、全農は当初「自由化反対」だったけど、自由化決定以降は、団体名称まで「JA」と変え、「自由化に備えて経営転換を」などとほざいて政府へ協力する始末。
昔の戦う農協なんてどこいったんかなあ。
---------こんなのが日本の農業政策。
それが「冷害」で責任とるどころか「需要に影響ない」だと?
私も百姓の血が流れている。