現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件10 > 344.html ★阿修羅♪ |
|
たまたま米Business Week誌に載っていた記事なのですが。
長崎事件との符号が恐ろしい情報がありました。
記事名:「はい、チーズ。監視カメラが見てますよ」(Smile, You're on Surveillance Camera)
http://www.businessweek.com/bwdaily/dnflash/oct2003/nf20031017_2392_db025.htm
OCTOBER 17, 2003付け Business Week トップ= http://www.businessweek.com/index.html
この記事自体はイギリスで増殖している監視カメラについて、交通違反の罰金集めと市民の監視に利用されているだけで犯罪防止などのお題目には役立っていないという趣旨のものですが。
その中で、カメラ推進派が引き合いに出す事例としてひとつの事件が取り上げられています。
これが長崎事件とすごく似ていてぞっとしました。
「それにもかかわらず、スピード・カムが事故死を減らしたり、CCTVが犯罪を防止しているという兆候はほとんどない。CCTVのおかげで犯罪者が捕まった実績もほとんどない。1993年にショッピング・モールから3歳のジェイミー・バルガーちゃんが誘拐殺害された事件で、10歳の少年2人が逮捕されたのが大きく報道されたのは例外だ。しかし彼らは犯罪者としては幼稚で、CCTVカメラをよけて通るほどの抜け目なさがなかったというだけのことだ。」
(原文)
And yet, very little evidence shows that speed cams reduce road deaths or that CCTV deters crime. It's only on the rare occasion that CCTV helps police catch criminals: The arrest of the two 10-year-old boys who abducted and murdered 3-year-old Jamie Bulger from a shopping mall in 1993 was one highly publicized exception. But these were naive criminals, not savvy enough to steer clear of CCTV cameras.
(記事中では"SMOKE AND MIRRORS." という見出しのところです)
まさか、世界的にカメラを増やすために少年事件を仕立てている人がいるとは思いませんが。時期も離れていますし。
日本の誰かが真似しようと考えた、なんてことはあるのでしょうか。