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(回答先: <詐欺>10年前から「有栖川」名乗る (毎日新聞) 投稿者 エンセン 日時 2003 年 10 月 22 日 13:51:32)
http://www.sankei.co.jp/news/031021/1021sha025.htm
「有栖川宮」継承者かたり詐欺 男女3人を立件へ
大正時代に断絶した「有栖川宮(ありすがわのみや)」の“継承者”を名乗って結婚披露宴を開き、祝儀などをだまし取ったとして、警視庁公安部と万世橋署は20日、詐欺容疑で「有栖川識仁(さとひと)」を自称している男(41)ら3人を立件する方針を固めた。男は旧皇族として右翼団体「日本青年社」の名誉総裁を務めていたが、詐欺疑惑が表面化した後の今年10月1日、「任期完了」を理由に退任している。
ほかに立件されるのは、披露宴で「新婦」とされた東京都文京区の女(45)とイベント企画会社役員の男(42)。
調べによると、3人は今年4月6日、東京都港区赤坂のイベントホールで自称「有栖川識仁」の結婚披露宴を行った際、招待客に本物の旧皇族夫妻と信じ込ませたうえで、高額の祝儀をだまし取った疑い。結婚したとする2人との記念写真を1枚1万円で売りつけ、代金をだまし取った疑いももたれている。
後日郵送されることになっていた写真はその後も送付されておらず、“有栖川夫妻”は入籍もしていないとされ、詐欺の被害額は数百万円にのぼるとみられる。
披露宴は「有栖川宮記念奉祝晩餐(ばんさん)会」と銘打って盛大に行われており、俳優の石田純一さんら約400人が招待された。
公安部では、招待客らから広く事情を聴くとともに、男と有栖川宮家との関係を慎重に捜査。宮内庁への照会で「皇室とは無関係の人物」とする回答を得たという。
男はこのほかにも、「旧皇族」としてさまざまな団体の名誉職についていたほか、各種会合にも出席。日本青年社の名誉総裁も務めていた。日本青年社は昭和44年設立で、東京都中央区銀座に本部を置く右翼団体。昭和53年、尖閣諸島の魚釣島へ灯台を設置したのに続き、8年7月には同諸島の北小島に灯台を建設したことで知られる。