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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031016-00000025-nnp-kyu
北九州市小倉北区の監禁殺人事件で、七件の殺人罪などに問われた松永太(42)、緒方純子(41)両被告の第十回公判が十五日、福岡地裁小倉支部(若宮利信裁判長)であり、緒方被告は被告人質問で、監禁事件の被害少女(19)の父親=当時(34)=への殺人罪について「死んでもらった方がいいと思ったことはない」と初めて殺意を否認。松永被告に対しても「人工呼吸を何度も試みていた」と擁護する証言をした。
緒方被告はこれまで、未必の故意の範囲内で少女の父親の殺人罪を認め、「(虐待を受ける中で)このまま放置すれば死んでしまうと思った」と供述していた。しかし、この日の公判では、「やはり事実は事実として伝えなければいけない」「自分が作った証言で松永に対して申し訳なく思う」と述べた。
緒方被告はさらに、取り調べの中で、少女の父親への虐待の様子を撮った写真を見せられたことを挙げ、「自分がやったことはひどいこと。殺人罪になるべきだ」と、罪悪感から事実と異なる供述をしたことを明らかにした。
少女の父親の死をめぐっては、同被告の弁護団は一貫して傷害致死罪を主張している。(西日本新聞)
[10月16日2時32分更新]