現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件10 > 142.html ★阿修羅♪ |
|
「接待1回で30万円」 三井被告、調活費流用語る
捜査情報を漏らす見返りに飲食の接待などを受けたとして収賄罪などに問われた元大阪高検公安部長三井環被告(59)の公判が14日、大阪地裁(伝田喜久裁判長)で開かれ、初の被告人質問が行われた。
「三井被告の逮捕は、検察庁の裏金流用問題告発に対する口封じだ」と批判している弁護側は、三井被告が1988年−91年と93年−96年の高知、高松各地検次席検事時代に決裁していた検察庁の調査活動費(調活費)について、不正流用の実態を質問。
三井被告は「年間約400万円の調活費のうち、9割は接待と検事正自らの遊興費に使われた。接待1回で多いときに30万円、少ないときでも10万円は使った」と発言。「中にはマージャン代を工面するため毎月10万円ぐらい要求する検事正もいた」と話した。
調活費の存在を初めて知ったときは「捜査機関である検察庁自らが犯罪を行うことは駄目だと思ったが、組織の一員だったため言えなかった」と述べた。(共同通信)
[10月14日17時10分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031014-00000128-kyodo-soci
「調活費、例外なく裏金に」=三井被告、公判で検察批判−大阪地裁
詐欺や収賄などの罪に問われる一方、検察当局の調査活動費問題を告発している元大阪高検公安部長三井環被告(59)の公判が14日、大阪地裁(伝田喜久裁判長)であった。弁護側の初めての被告人質問で、同被告は検察庁の調査活動費について「例外なく、接待費などの裏金に使われていた」と述べた。
三井被告は裏金の使途について「9割が接待費や遊興費、残りは職員へのせんべつ代など」と説明。次席検事を務めた高松、高知両地検の体験から「予算は年間約400万円で、足りない時は職員のカラ出張費で賄った」「ある検事正は毎月10万円をマージャンに使った」などと具体的に述べた。
また、裏金の存在を知った時は「組織に慣らされていたが、将来は何とかしなきゃと考えた」と述べ、「検察は捜査機関で犯罪を検挙するはずなのに犯罪を行っている。それじゃ駄目だろう」と批判した。 (時事通信)
[10月14日20時7分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031014-00000713-jij-soci
<調査活動費>9割を接待費などに流用 三井被告が詳述
収賄罪などに問われた元大阪高検公安部長の三井環被告(59)の公判が14日、大阪地裁(伝田喜久裁判長)で開かれ、三井被告は被告人質問で、検察庁による調査活動費流用問題について「調活費全体の9割が接待費や検事正の遊興費に使用されていた」と初めて詳述した。(毎日新聞)
[10月14日23時7分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031015-00002109-mai-soci