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死亡診断書偽造し保険金6億円詐欺?会社経営者ら逮捕
自らの死亡を偽装して生命保険金をだまし取ろうとしたとして、大阪府警捜査4課などは14日、大阪府泉佐野市笠松、不動産会社「マサコーポレーション」(大阪市)の実質経営者、佐竹政則(50)、妻の同社長、喜佐子(49)両容疑者ら4人を詐欺未遂容疑で逮捕した。
佐竹容疑者はこれとは別に、自分や弟が死亡したと偽るなどして、すでに13社から保険金計約4億2000万円を受け取ったことを認めており、府警は大型保険金詐欺事件とみて捜査を進めている。
調べでは、4人は今年3月、佐竹容疑者がゴルフの練習中に心筋こうそくで病死したとの死亡診断書を偽造し、当時住んでいた大阪市住之江区役所に提出。4月上旬、大手生命保険会社に同区役所発行の死亡証明書を示して保険金を請求し、1億8000万円を詐取しようとした疑い。
多額の請求を不審に思った保険会社から相談を受けた府警が診断書に書かれていた病院に問い合わせ、虚偽と判明。他に9社と計約8000万円の保険契約が結ばれ、うち4社から受取人の喜佐子容疑者に約4000万円が支払われていたことがわかった。
佐竹容疑者は2000年5月にも、長年音信不通だった弟が心筋こうそくで死亡したとして、6社から約3億7000万円を受け取っていた。その前年には、自らが3度、車の追突事故でけがをしたとして計約850万円を受け取っていた。いずれも「保険金目当ての偽装」と供述している。
府警は、こうした保険金を遊ぶ金やマンションの購入資金などに充てていたとみている。(読売新聞)
[10月14日22時20分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031014-00000313-yom-soci