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社会保険職員と名乗る人物が「年金の払い過ぎがあった」などと受給者にウソを言い、現金の振り込みを要求する不審な電話や訪問が、6月から〜10月にかけての4カ月間に全国で90件報告されていることが14日、社会保険庁の調べで分かった。このうち現金をだまし取られたのは7件(被害額143万5000円)に上り、同庁は注意を呼びかけている。
調べでは、不審な電話・訪問が報告されたのは北海道から山口までの15道府県で、被害が出たのは福井(4件)、大阪(2件)、岩手(1件)。福井県の女性(84)は72万9000円をだまし取られるなど、70〜80歳代の被害が目立つ。
手口は、社会保険職員や架空の団体職員を名乗る人物が▽電話で「年金の払い過ぎがあったので、指定口座に振り込むように。振り込まなければ次回の年金支払いを停止する」と強要する▽「国民年金の未納があるので、至急支払うように」と電話してくる▽年金受給者の自宅を訪問し「医療費の払い戻しや社会保険の手続きのために手数料が必要」と要求する――などが報告されている。
社会保険庁地方課は「年金の払い過ぎがあっても、指定口座に現金を振り込むよう依頼したり、社会保険の手続きのための手数料と称して現金を徴収することはない」と話しており、不審な電話や訪問を受けた場合は最寄りの社会保険事務所などに連絡するよう、呼びかけている。【須山勉】
[毎日新聞10月14日] ( 2003-10-14-22:30 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20031015k0000m040107000c.html