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福岡市・天神で、暴力団員風の男3、4人組が若者に因縁をつけて脅迫、海賊版音楽CDを原価の10倍以上の値段で売り付ける事件が頻発している。福岡県警は暴力団関係者の資金源の一つとみて、恐喝容疑で男たちの行方を追っている。お年玉シーズンに被害の急増も予想され、県警は「声を掛けられたら無視して立ち去り、すぐに110番を」と呼び掛けている。
調べでは、男たちはいずれも上下黒のスーツ姿で茶髪や坊主頭。活動拠点は主に天神地区の警固公園で、高校生や大学生など若い男性がターゲットにされている。
手口はこうだ。自転車の2人乗りやバイクの駐輪方法を注意するふりをして因縁をつけ「これを買ったら許してやる」とCD購入を強要し、数千円から数万円を脅し取る――。CDはいずれも若者に人気の洋楽や邦楽のコピー商品で原価は100円前後という。
被害は今春から出始め、警固公園だけでなく、人が集まる公園や駅周辺にも広がっている。現在、福岡・中央署などへの被害届は月に数件程度だが「高校生が3、4人の男にからまれている」など、現場を目撃した市民からの110番は毎週のようにある。被害届は氷山の一角とみられ、ほとんどが泣き寝入りしているとみられる。
県警は目撃者の証言から暴力団関係者で20代の男性が中心人物とみて、行方を追っている。
県警は「被害者は脅されて怖くなり、仕方なく要求金額を支払っている。被害者が『警察に届けるまでも……』と考えがちな数千円という値段設定が多いのも巧妙だ」としている。
[毎日新聞12月27日] ( 2003-12-27-15:00 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20031227k0000e040049000c.html