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(回答先: オウム松本被告主任弁護人・安田弁護士に無罪 東京地裁 (Asahi.Com) 投稿者 ああ、やっぱり 日時 2003 年 12 月 24 日 11:04:23)
不動産会社資産隠し、麻原被告の主任弁護人に無罪判決
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20031224i302.htm
旧住宅金融専門会社(住専)の大口の借り手だった不動産会社「スンーズコーポレーション東京リミテッド」(東京)による資産隠し事件で、強制執行妨害罪に問われたオウム真理教の麻原彰晃こと松本智津夫被告(48)の主任弁護人・安田好弘被告(56)の判決が24日、東京地裁であった。川口政明裁判長は、「強制執行妨害を指南したとは認められず、犯罪の証明はない」と指摘、無罪(求刑・懲役2年)を言い渡した。
公判では、ス社の顧問弁護士だった安田被告が、旧住専2社からの差し押さえを免れるため、同社社長の孫忠利被告(68)(1、2審有罪、上告中)らに対して、ビルの賃料収入の振り込み先を変更するよう指示したかどうかが争点となっていた。
判決は、「被告は(会社再建のための)分社化を目指していた。実体のない会社に、ス社の賃料収入を譲渡したように装ったわけではない」と認定。「首謀者」と位置づけた検察側主張を退けた。
また、ス社元社員の供述内容の変遷について、「検察官の不当な誘導があったと強くうかがわれる」と捜査を批判。「譲渡したように装った賃料収入は、4人の社員が退職金として分配しており、この横領行為を不問にした検察官の態度はアンフェアとの評価を免れない」と指摘、元社員の供述を「司法取引のような形で、捜査機関に迎合する供述をした」と判断した。
安田被告は、孫被告にス社所有のビルの賃料収入をダミー会社の口座に移し替えるよう指示し、93―96年に賃料計約2億円を隠させたとして、逮捕、起訴された。
安田被告は80年、弁護士登録し、第2東京弁護士会に所属。北海道庁爆破事件、新宿バス放火事件など、死刑判決が予想される重大事件の刑事弁護を積極的に引き受ける人権派として知られ、死刑廃止運動の中心的な存在だった。
(2003/12/24/11:25 読売新聞 )