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http://www.asahi.com/national/update/1219/020.html
難民認定申請をしたものの認められず、強制退去処分になって
東京入国管理局に収容中のミャンマー(ビルマ)人の会社員キンマ
ウラさんについて、野沢法相は19日の記者会見で、同氏を仮放免
する考えを明らかにした。国内に家族や雇用主がいて「逃亡のおそ
れがない」と判断した。
キンマウラさんをめぐっては、フィリピン国籍の妻を含む一家が
このまま日本で生活できるよう求める議論が国会などで起きている。
野沢法相は「(退去強制によって)一家離散とならないよう、
ミャンマーやフィリピンなどに受け入れを求める協議をしている」
と述べ、強制退去の方針を改めていないことを強調した。
(12/19 13:32)
http://www.burmainfo.org/pfb/UA20031030.html#031219
キンマウンラさん仮放免をうけて
2003年12月19日
皆さま、
本日午後、法務大臣より仮放免が認められたキンマウンラさんが
およそ50日ぶりに無事、家族のもとへと帰ることができました。
下記に渡邉 彰悟(在日ビルマ人難民申請弁護団・事務局長)から
皆さまへのメッセージをご案内させていただきます。
蟻が象の足を動かした?
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渡邉 彰悟 (在日ビルマ人難民申請弁護団・事務局長)
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2003年12月19日
皆様,既報のとおりキンマウンラは本日仮放免となって家族の元
に帰りました。娘たちも今夜からは枕ではなく,実物の父親の腕に
しがみついて安心して寝ることができるでしょう。
この間,署名を含めたご協力・ご支援をいただき本当にありがとう
ございました。心から感謝申し上げます。
もちろん,あくまで仮放免ですから,家族の地位は完全ではありま
せん。今後とも家族の在留資格が付与されるまで引き続きご協力を
お願いいたします。
先日のキンマウンラの文章の中に「象の足を噛み付く蟻」という表
現があり,キンマウンラは「日本政府がこの蟻の痛みを感じてくれる
と信じています」と書きました。法務大臣にこの訴えは届いたと同時
に,3万以上に及ぶ皆さんからの署名も,蟻の存在を気がつかせた
のだと思います。
本日(19日)の法務大臣の職権発動による仮放免はまったく突然
の話でした。昨日、東京入管からは2度目の仮放免申請に対する
不許可の連絡が入っており,実際に不許可通知が本日の午前中に
こちらに届いておりました。そして午前中に突然の連絡で,仮放免
の決定が通知されたのです。まさに突然の決定だったのです。
この法務大臣の決定を私たちは心から歓迎します。
しかし道はまだ途中です。この家族への在留資格の付与が私たち
の最終的な願いです。そして,最後のところまで皆さんお付き合い
下さい。よろしくお願いします。