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http://www.universe-i.com/news/031215.html
5年にわたる苦闘を越えて
─日本初の惑星探査機「のぞみ」が遺したもの─
1998年7月に地球を後にし、5年余にわたって27万人の人々の名前とともに太陽系空間を旅した「のぞみ」は、チームの健闘もむなしく、2003年12月9日(火)午後8時30分の時点で不具合の箇所を修復することができなかったことを確認し、火星周回軌道への投入を断念せざるを得なくなった。そこで、同日午後8時45分から9時23分まで、火星への衝突確率を下げるための軌道変更のコマンドを打った。その結果「のぞみ」は、12月14日に火星の表面から約1000キロメートルのところを通過し、12月16日には火星の重力圏を脱出して、再び太陽を中心とする軌道上の旅を続けることになった。
この5年間、日本で初めての惑星探査機にふさわしく、さまざまな困難に遭遇しながら、チームの知恵と頑張りで数々の難関を乗り越えてきた「のぞみ」は、今一歩のところで及ばなかったものの、日本の惑星探査に大きな足跡を残した。
「のぞみ」の遺した成果を、冷めないうちに思い出しておこう。
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