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関西空港で今月5日、中国から帰国した日本人の男の所持品から大手百貨店「高島屋」(本社・大阪市)の偽造商品券(額面1万円)約8000枚が見つかり、大阪府警関西空港署が偽造有価証券輸入などの容疑で男を逮捕していたことがわかった。
偽造商品券は本物よりやや厚く、模様がわずかにずれているが、一見しただけでは偽造と見破るのは難しいという。高島屋の偽造商品券は先月中旬以降、関東で計25枚見つかり、今回のものと特徴が一致。同署は中国に偽造拠点を置くグループによる犯行とみて男を追及している。
調べによると、大阪税関関西空港支署職員が、乗客の預かり荷物を検査中に大量の商品券を発見。通報を受けた関空署員が偽造品と確認し、持ち込もうとした男を逮捕した。男は「偽造であることは知っていたが、自分で使うつもりはなかった」と供述しており、同署は“運び屋”とみている。
偽造商品券は、〈1〉表面に縫い込まれた幅約1ミリの金属製の帯に高島屋のマークが刻印されていない〈2〉高島屋の文字で作った模様の印刷が上にずれている――などの特徴があった。
高島屋の偽造商品券は、先月18日、千葉県柏市の高島屋柏店で偽1万円券15枚が使われ、今月5日にも東京の金券ショップに10枚が持ち込まれたことが判明。いずれも同様の特徴があり、同一グループによる偽造とみられる。
(2003/12/11/14:35 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20031211i305.htm