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「人生いろいろ、仕事もいろいろ」と減らず口を叩いた小泉が、脳が腐った亡国宰相であることは周知の事実であるが、小泉が大日本帝国を潰した近衛首相の生き写しで、日本の運命を狂わす男だと解説した記事があった。「財界にっぽん」という経済誌に連載されている、高松守保氏の「東京コンフィデンシャル」の記事の一部を引用する。
引用開始。<公卿の近衛の周辺には機会主義者が群れたが、横須賀のテキ屋の親方が政治家になって、カラクリ紋々を誇った逓信大臣の孫の周辺には、御用学者とペテン師たちが群がり寄った。その結果が小泉流の丸投げ政治の蔓延だし、トッチャン小僧の竹中財政に振り回されて、経済破綻は目を覆うばかりの酷さの上に、川口外相は外交感覚が完全に欠如しており、ワシントンの言うなりで国益の叩き売りに終始している。
公卿の近衛は京都大学の学生だった時期に、祇園に入り浸って舞妓の膝枕で学んだが、破廉恥罪を避けてロンドンに逃げた小泉は、居直りと詐術を武器に三代目の政治家になった。近衛も小泉も人気が頼りの政治家に属すから、世間体を飾るために虚勢を張りたがるが、近衛は「国民政府を相手にせず」と軽率な発言をし、小泉は「自民党をぶっ壊す」と断言して、虎の威を借りた狐の本性を露呈している。
更に近衛は大陸に派兵して上海事件を起こして、戦争に巻き込まれ帝国陸軍に血の洗礼を施し、大日本帝国を戦火の中で滅亡させたが、小泉は米軍の傭兵としてイラク派兵に踏み切り、自衛隊を戦火の中に追いやったのである。>
引用修了。それにしても場かな歴史を繰り返すとは、何とも恐ろしいことだと思う。