あっしらさん、はじめまして。
あっしらさんの寄稿は、常々拝読しております。

早速ですが、

| たぶん、連邦政府が所有している金８０００トン（７７００トン？）が
| 連邦準備制度に対する債務のカタとして連邦準備制度の所有になり、
| 世界が金を基礎とした「国際金本位制」に移行すると予測しています。
| ＦＲＢの上位に立つ“新世界銀行”が国際通貨の発行元になり、
| 金は価値尺度としての機能を有するだけで、紙幣保有者への兌換や
| 国際交易・金融の余剰で金の移転はない制度になると思っています。
| （“新世界銀行”を差配するのは、英米（蘭仏独）の国際金融家）

あっしらさんは日常的に目を通されているかもしれませんが、
経済誌Forbesで気になる一文がありましたので、ご紹介します。
今回のあっしらさんの主張に関係するかと思います。
Forbesの総帥Steve Forbes氏が寄せているコラムです。

Understand that, and Mr. Greenspan's job becomes infinitely simpler,
and uncertainties virtually vanish. Take the 10- or 12-year
average price of the yellow metal--anywhere from $330 to $340 an ounce--
and use that as your benchmark.
(For safety's sake, better use $350 to $360 an ounce.)

If gold goes above that range, then the Fed should
pull dollars out of the economy through its open-market operations.
If gold falls below that range, the Fed should
pump more dollars in. Day to day, the Fed should print or extinguish
dollars to keep the price of gold steady in dollar terms.

If the economy is robust, it will create more dollars;
if it is weak, fewer dollars will be created.
The dollar should be similar to any fixed measure of value or volume
--there are 12 inches in a foot, 60 minutes in an hour,
16 ounces in a pound, and so on.

(http://www.forbes.com/columnists/free_forbes/2004/0816/027.html)

本コラムを読みようになって数年になりますが、あちら側のスポークスマンとして
彼は何度も*予言*をしています。こうなるだろうとか、こうしたらよい、
という発言をして、しばらくするとその筋書き通りに進んでいる。
論理の展開は稚拙なのに、結局はきちんとゴールポストに収まっている、
ということがしばしばです。ですから、上に挙げたようなコラムを読むと、
あっしらさんが予測している「兌換機能なしのGold本位制」も
水面下では話が進んでいるんだろうなあと思っています。

以上になります。

(追伸)

| 私も、相当阿修羅への興味を失いかけています。
| 「産業資本主義の終焉」シリーズも、将来誰か心あるひとの目にとまって
| 役に立てばいいなという感じで書いています。
| 現実にほぼ絶望しつつ、将来を生きる人に期待を寄せるかたちでしか
| しばらくは生きていけないのかなと思っています。

あっしらさんの蒔いている種は無駄に終わらないと思いますよ。
投稿を読んだ人たちは、目を覚ましつつあります。少しずつ生長し続けています。
芽が出て花を咲かせた後には新たな種蒔きを始めるはずです。
短期間で決着をつけなければならない状況なのかもしれませんが、
残念ながら、それには間に合わないと思います。間に合うぐらいであれば、
これまでに対策が講じられているはずです。
ここは、長い目でみた取り組みでもよいのではないでしょうか
(後半部、僭越な私見ですが、ご容赦ください)

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• 投稿可能になりました 管理人さん 2004/8/16 06:58:45 (0)

　

　

　

　

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