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(回答先: テルツィアーノとアジア すいか様 投稿者 kamenoko 日時 2004 年 8 月 01 日 05:14:47)
現在南欧に暮らしております。
欧米で過ごす年月が、もうすぐ人生の半分に達しようとしていた頃
新聞紙上でテルツィアーノに出会い、自分の心がアジアにしっかり根付いて
いたことを知りました。
若い時分はファラチのアグレッシブで射るような眼差しに憧れもしたのですが、
テルツィアーノの文章がその時の気持ちに浸透しました。
自衛隊派遣が決まった時は北アフリカを旅行中で、現地のムスリム ガイド
さんから「なぜなんだ?!」と聞かれ、自分を納得させる答えをみつけるための
ヒントを求めていたように見えたガイドさんに、「法律で禁じているから、攻撃は
しません」なんて答えるしかできませんでした。
私自身も、これまで様々な国の人から、特に若い人から、戦争を永遠に放棄した
’先進国’の存在に希望を抱く話を聞かせてもらううちに、9条を心から誇りに
思うようになっていたし、その彼らを裏切ってしまったことがすごーーーっく悔しくて
動揺していました。
話はかわり
犬と暮らしており、時おり犬がたくさん集まる公園や会にでかけます。
そのような場でぴりぴりとテンションの高い犬が1匹2匹いるだけで、その雰囲気が
他の犬たちに伝播してゆきます。
ある訓練士によると、個体差あれどどの犬も持つアグレッシブさは、サバイバル。
使役犬におけるアグレッシブさは、素晴らしい長所になるとのことです。
困難な使役に立ち向かう勇気と忍耐力に転化するから。
とりとめのないことを長々とごめんなさい。
テルツィアーノのよい旅を祈って