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日本人の生き方を考察した「清貧の思想」などの著書で知られる作家の中野孝次(なかの・こうじ)氏が16日午後3時、肺炎のため神奈川県鎌倉市の病院で死去した。79歳。千葉県出身。連絡先は横浜市中区山手町110、県立神奈川近代文学館。18日に密葬を済ませた。喪主は妻秀(ひで)さん。
東大独文科卒。カフカなどドイツ文学の翻訳、紹介を手がけたほか、日本人の思想の深淵に迫る文芸評論やエッセーを数多く執筆した。簡素な生き方としての「清貧」が日本文化の精髄であると説いた「清貧の思想」(1992年)は多くの共感を集め、ベストセラーになった。
「ブリューゲルへの旅」(日本エッセイストクラブ賞)、自伝的小説「麦熟るる日に」(平林たい子賞)などを著し、多彩な文学者として活躍。
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