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【苫小牧】「桜井忠市長は市民の期待に背いている」として苫小牧市民の有志で構成した「桜井市長に辞職を求める百人の会」(後藤節男会長)がこのほど発足した。この会では解散請求(リコール)を求める署名集めも視野に入れるなど桜井市長を真っ向から批判。"続投"に意欲をみせる桜井市長に対しても、少なからず影響を与えそうだ。
この会には、市内の中小企業経営者や自営業者、市職員のOB、会社員など計100人が名を連ねた。中には、桜井市長に対する支持を打ち出す公明党や保守系市議の支援者の姿も見られる。
設立総会は今月11日に開いた。「桜井市長が誕生して以来、市政の混迷が続き、このまま放置すれば苫小牧の将来にとって大変な事態」と訴え、今年3月に賛成多数で可決した桜井市長の即時辞職勧告決議を支持。実現に向けた活動を設立目的に掲げた。
後藤会長は「行財政改革などを訴えた101項目の公約の支持を受けて当選したのに、公約を見直したりするなど、市民の期待を大きく裏切っている」と激しく批判。桜井市長が市政を担ったこの1年を「市政は混乱の極み。空白の1年だ」とまで表現する。
「百人の会」では、既に「停滞する桜井市政に今、ノーの声を!」と、即時辞職勧告決議に賛成するビラを5万枚配布するなどの活動も開始。さらに、きょう18日開会の定例市議会で進展がない場合には、解職請求(リコール)の署名集めに踏み切る方針だ。
このような情勢の中で桜井市長は、選挙時に掲げた公約101項目を自ら検証した結果「苫小牧市の再生・未来への責任公約101の展開」をまとめた。この検証結果は、これまで公約問題で激しい論戦が繰り広げられた市議会でも、再び大きな論点となりそう。
18日には第8回市議会定例会が開会する。「百人の会」では「これまでと変わらず、公約の見直しや撤回とも取れる議会答弁が繰り返された場合には、リコールに向けての活動を本格化させる」(後藤会長)としており、今定例会の結果によっては、桜井市政の継続に反対の立場を取る市民の動きも、一気に加速しそうな雰囲気。桜井市長にとって、予断を許さない情勢だ。
http://www.muromin.mnw.jp/topi.htm#08