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■41歳 男性です。
3人の方が解放されて本当によかったと思います。
テレビで、ご家族の方が携帯電話等で直接お話されて、
「大勢の人に迷惑をかけたんだぞ」「言葉は慎むように」「世界を騒がせた」
などと言って聞かせたと述べておられました。
また、高遠さんご本人は、泣きながら「いいたいことはいっぱいあるけど・・」
とおっしゃていました。
私は、今回の事件に際して、あるいはそれまでの行動に関して、3人の方は
人間としてなにも間違ったことはしていないと思います。
3人の命を救うために大勢の方が一生懸命努力してくれたことに対しては、
もうありったけ「感謝」すべきだと思いますが、「罪悪感」をもつ必要は
まったくないと思います。
日本では、彼等やその家族の方々を励まそうとしている人々も大勢いますが、
一方で、一部マスコミの口汚い中傷をはじめとして、批判というよりは
バッシングも相当でてきています。
このバッシングにさらされて、家族の方々の中でも相当の罪悪感を
「持たされてしまっている」状況があると思います。
このバッシングの原因は、彼らが「間違った」「軽率な」行動を
したことによるのではなく、彼らや、彼等を応援する人々の行動や意識が、
日本の政府の方向(すなわち、たとえ国民のためにならなくとも、たとえ
(アメリカ以外の)世界で孤立しようとも、アメリカにおもねることを
政策判断の第一の基準にしようとする方向)とは、どうしても相容れない
とことが明らかになってきたせいだと思います。
その「方向」を推し進めようとする人たち(あるいは、本当は自分自身は
その「方向」と利害が一致しないのに、そっちが「いい」と思ってしまって
いる人びともふくめて)が、彼らや、彼等を応援する人々を「不愉快」
に思っているせいだと思うのです。
もしチャンスがあるなら、私は3人の方に伝えたいです。
「大変でしたね。あなた方のことはみんな心配していたし、救うために力を
尽くした人は大勢いました。
でもあなたたちは間違ったことはしませんでしたよ。日本に帰ってくると、
結構なバッシングもあるだろうけど、申し訳なく思う必要はないですよ。」
そして、ご家族の方々にも罪悪感をもたなくていいですと伝えたいです。
最後に、新たに拘束されたと伝えられている2人の方と、他の国々の
同様な境遇にある方々の、安全と、一刻も早い解放を願います。
そして、イラクで、もう罪のない人が何百人も死ぬよう事態が
一刻も早く終わることを願います。