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(回答先: 投稿できるようになりました。 投稿者 管理人さん 日時 2004 年 2 月 15 日 15:05:29)
初めてお邪魔します。
茨城女子大生のスレに投稿したく、お願いに上がりました。
同じ話題ということで菜生さんのご依頼にぶら下がらせて頂きましたが
よろしかったでしょうか?
初めての投稿ゆえ要領が悪く、少々長くなりますが、どうかお許しくださいませ。
私は地元の人間ではありませんが、阿見は馴染み深い場所であり
この事件については学生時代の私の親友を思い起こさせることも多く、
やけに心に引っ掛かるものがあります。
また事件の謎が騒がれ始めたときから、大きな疑問が2点ほどありました。
・まず1つ目は、なぜ自転車を放置する必要があったかです。
自転車で自宅を出たように見せ掛けるなら、遺体遺棄現場に一緒に放置しておくほうが
通り魔の犯行や転落事故に偽装しやすいと思ったからです。
あるいは、自宅から普段着のまま連れ出された犯行であったなら、
被害者宅から自転車を持ち出した人間は誰であろう?という点です。
・2つ目は、自宅にコンタクトレンズも眼鏡も置きっぱなしであったという点。
この2つの矛盾点で、殆どのニュースは「被害者は殺害直前まで自宅にいた」あるいは
被害者が自宅から深夜に裸眼で外出したかのように思える記述をしています。
被害者宅のすぐ近くにはカスミという、茨城ではメジャーなスーパーがあります。
阿見店は24時までの営業で、お酒類も売っていますので、22時前後の買い物は
(本当に出掛けたとすれば)このスーパーではないかと推察しました。
ただ、125号線は片道3車線の大きな通りですし、かなり大きな敷地を占有している店舗なので、
同じコンタクト愛用者として、視力の悪い人が夜裸眼で出掛けるとは思えませんでした。
以上の点で、被害者がコンタクトレンズを外したのは、22時前後の買い物の後だと思います。
ここまでは報道されているものと矛盾はありません。問題は時間と場所です。
最初の疑問については、被害者宅から自転車を持ち出した人物は被害者本人ではないか
と思っています。犯人がわざわざ人に見咎められる危険を冒して、犯行後に被害者宅から
持ち去ったとは考えにくかったんです。
ご指摘のとおり、当日の夜半は小雨でした。
ですので、被害者が自ら自転車に乗って外出したと仮定しますと、
雨の夜に自転車で出掛けたのではなく、雨が降る前に自転車で出掛けたと考えました。
同時にこのとき彼女はコンタクトレンズを装着していたのではないかと思ったんです。
私はすぐ裏(表?)のファミレスによく行きますが、現場付近の夜道の暗さを考えると
裸眼で自転車に乗るとはちょっと考えられません。道の両脇には所々U字溝もあります。
被害者は発見時にコンタクトも眼鏡も装着していなかったことは周知の通りですので、
殺害されたのはもう外出予定のない、就寝前の屋内と考えるのが最も自然かと思います。
ただ、場所は帰宅後の自宅ではないような気がするんです。
コンタクト愛用者がレンズを外す場所は、自宅とは限りません。
もしも被害者の女性がその日はあらかじめ外泊する予定であったら、
レンズの保存ケース、保存液、眼鏡を持って出掛けると思います。
ではなぜ犯人が遺体遺棄現場から離れた場所に自転車を放置したかと考えると、
被害者と一緒にいた証拠を隠滅するために、とっさに取った行動ではないかと思うんです。
つまり、被害者の自転車は「人に見られたくない場所=加害者宅」にあったからではないかと。
一部の記事では自転車の放置場所は「夜間でも車の通行が比較的多い」とありますが、
私の印象では「滅多に通らない」です。
都内などに比べたら元々渋滞と呼べるほどの交通量のある地域ではありませんが、
そんな脇道に入らなくても、たとえば125号線沿いでも、自衛隊前の幹線道路でも、
夜中の1時を回ったら信号待ちで他の車が2〜3台いるかいないかです。
問題の県道は自衛隊前から入る脇道で、125号線のバイパスが開通するまでは、
阿見方面へ向かう抜け道でしたが、その当時でも昼間たまに対向車に出会うくらいの交通量。
昨年バイパスが開通してからはさらに少ない状態で、夜間にその道を通る車は
わずかな居住者くらいだと思います。
私は自転車は車で運んだ説を支持していますが、犯人が置き去ったものとすれば
なるべく現場を早く立ち去りたいでしょうから車で運んで、大きな音を立てないよう
投げ出したりせず、きちんとスタンドを立てて放置したのではないかと思っています。
そして鍵束の中から自宅アパートの鍵だけ持ち去ったのは、既出のとおり
それがどこの鍵であるかを知っていた人物ではないでしょうか。
犯人(普段は合鍵を持っていない人物)が被害者は殺害直前まで自宅にいたと
見せ掛けるために、犯行後に遺留品を全て持ち帰ったのではないか?と考えたんです。
パジャマは自宅アパートにあって、黒いジャージが遺体の側で発見された点も
もしや外泊先で殺害されたのでは?と思った根拠になりました。
自分があまりパジャマというものを着ないせいもあるかもしれませんが、
私なら友達の家に泊めてもらうときは、パジャマではなくスウェットを持っていきます。
パジャマというのはどことなく生々しい印象で、旅行に行くときもスウェット派です。
若い女性なら似たような考え方をするのではないかと思いまして、少々気になっています。
ここまでは全て私の推論ですが、転寝君の供述とされるものを全部信じようとすると、
どうしても矛盾が出てきてしまいます。
メモは被害者本人が書いたものだとしたら、そして転寝君の目に留まる前から部屋にあったとしたら
合鍵で部屋に入りそれを見た転寝君は、行き先に心当りがあったのではないでしょうか。
転寝君は、恋愛関係は解消しても友達以上、恋人未満な元彼の先輩だったとしたら
クラブの会合の後すぐに報告電話を入れても不思議はないですし、彼女が心を許して
泊りに行くような場所はおそらく今彼の家と察し、転寝君も面識のある今彼に不都合なことは
言わないようにしていると想像するのは、考え過ぎでしょうか。
転寝君の予想が合っているかどうかまでは分かりませんが、今彼と話はしたように思います。
ここまで一気に飛躍して考えたのは少々理由がありまして、前述の学生時代の
親友の例で考えますと、同じサークルの1学年上の先輩であったYと私の親友Xは、
私達が1年のころから付き合いがありました。
Yが4年生になると卒業準備で忙しいこともあり、一時期自然消滅のような状態でしたが
その間XはZという別の大学の同じ学年の彼氏が出来ました。
ところがYとは正式に分かれた訳ではなかったので、Zはそうと知りながらも
Xと付き合っている不思議な関係になっていったのです。
Xは先輩Yのアパートの合鍵を持っていたので、バイトの帰りに自宅より駅に近い
Yのアパートによく立ち寄っていました。ある日、Xはいつものように帰りに
Y宅へ立ち寄るつもりで、電車でバイト先へ行きました。
ところが留守中に新しく彼氏になったZが、合鍵を使ってXのアパートに来ていたんです。
Xはバイトを上がるとき留守電を聞いて、Zが自分のアパートに向かうと知ったんですが、
Yにはいつものように「行けたら行く」としか伝えてなかったので、そのまま自宅へ帰りました。
そしてYとは3年近い付き合いだったのに殆どXが先輩宅に入り浸る半同棲状態だったので、
YはX宅の合鍵を持っていませんでした。XはZと付き合い初めたことはYには
知らせていませんでしたが、Yとは普段どこへ行くなどと逐一言い合う間柄ではなかったのに、
そんなときは決まって「すぐ帰る」といったメモを残していくので、
Yは薄々勘付いていたとも後に聞きました。
これはXなりに、連絡がなくても心配しないでというつもりだったのかもしれませんが、
そんな日はZがXのアパートへ泊りに来ることが多かったものですから、
「来られては困る」という意図も無意識に働いていたように思います。
その日は終電が終わってしばらく経った頃、YはXの部屋に電話をしましたが通じないので、
まさかと半信半疑ながらも、Xの部屋に直接様子を見に行きました。
電話に出なかったのは居留守ではなく、そのときXはZと一緒にお風呂に入っていたそうで、
ドアの外で委細を了解したそうです。そしてYは庭の塀を乗り越えて、施錠をしていない窓から
Xの部屋に入り込んだそうです。そのときのYの行動は普段の性格から私には俄かに信じがたく、
YとZは別々の大学ながらサークル活動を通じて多少なりとも面識があったことが、
これが修羅場にならずに済んだとも言えます。
Yはその目で事実を確認すると、XとZに気付かれないうちに黙ってその場を立ち去り
後日Xにだけそこのとを伝えて「特別な関係」を終わりにしたいと言ったそうです。
上手く説明できなくて申し訳ないです。
この過去の出来事が、被害者宅の窓によじ登ろうとしている人間がいて
警察に通報したことがあったという事件とオーバーラップして、引っ掛かっていました。
XがZに惹かれたのは、4年生になって忙しくなったYに振り向いてもらえないような
淋しさを感じたからではないか?と、後日Xが直接私に言いました。
でも本当のところ、2人の男性と付き合うことになった理由は、X本人もよく分かってません。
当時はそのことでXとは何度も大喧嘩をし、本気でやめさせようとも思いました。
いつかどちらかに刺されるのではないかという不安は常にありましたし、
XもZには多分いつまでもYと完全に別れない苛立ちから、顔を殴られたりしてました。
ZはよくXの素行を疑って、私の家に電話してきたりXの部屋を突然訪問したりもしてました。
ただ1つ言えるのは、Xには二股をかけている=酷いことをしているという自覚はなく、
天真爛漫に人を好きになるところがあり、自分がフラれた事を中々認められなくて
「なんでそんな酷いことを言うの?」と本心から言ってしまうような人でもありました。
以来、XとZは見た目は大っぴらに一緒にいる時間が長くなりましたが、Xの心は形としては
完全にフラれた先輩Yを慕い続け、甘えとも尊敬とも取れる感情はYが結婚するまで続きました。
妙に潔癖なところがある私が、なんでそんなXと親友になったのか、自分でもよく分からないです。
でも、もしもあれが本当に事件にまで発展してしまったら、真っ先に事情を聞かれる
親しい友人は私になりますが、とてもXを悪く言う気にはなれません。
彼氏という存在ではなくなってからも、先輩Yは傍目には相変らずXの保護者のようであり
事情をよく知らない友人は、彼らの関係は何も変わっていないと思っていたことでしょう。
そしてもしもZの暴力が警察沙汰になっても、YはZに不都合なことは何も言わなかったと思います。
私もZのことを聞かれても、正直に答えたかどうか自信がありません。
Zは私の当時付き合っていた人の親友でもあり、私もまたよく相談に乗っていましたから
何も出来ない自分を悔やんで、すぐには何も話す気にはなれなかったと思います。
私の推論はただのカンで、XやYやZがこの事件の関係者に当てはまる訳ではありませんが、
なぜだか転寝君は「加害者ではないが事件のいきさつをよく知る人物」に思えて仕方ありません。
きっとこの事件に関わられた方々も、みんな真面目で正直なお人柄なのだと思います。
それだけに、やり切れない思いがしてます。
こんなこと、亡くなった方には本当に申し訳なくて、書いて良いものかどうか迷いましたが、
どんなに親しくても他人の恋愛関係は傍からは分からないというような表現が、
正にその時の自分の印象そのものだったので、とても共感を憶えて筆を取りました。
投稿のお願いに伺いながら、取り留めのない長文で失礼いたしました。