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「自ら軍歴証明を」 ケリー氏が大統領追及の姿勢
http://www.asahi.com/international/update/0217/002.html
米大統領選の民主党候補者指名でトップに立つケリー上院議員は15日、ウィスコンシン州で開かれた同党候補者の討論会で、ブッシュ大統領がイラク戦争を米国民の合意を待たずに始めたと指摘、「ベトナム戦争時代の教訓を学んでいない」と批判した。軍歴疑惑をめぐっても「大統領は自らの軍歴を証明すべきだ」と正面切って責任を追及する姿勢をみせた。他の候補者もそれぞれ、大統領の「正直さ」に強い疑問を投げかけ足並みをそろえた。
ブッシュ大統領は、米軍が保存していた自らの軍務に関する資料約400ページ分を13日に公表し、軍歴問題の幕引きを図ろうとした。しかし、民主党側は、今後もこの問題やイラクの大量破壊兵器(WMD)が見つかっていない問題を、引き続き追及する構えを崩していない。
ケリー氏は大統領の軍歴疑惑に関して先週一時、「私が取り上げた問題ではない」「ノーコメント」などと、距離を置く慎重な構えものぞかせた。しかしこの日は一転、大統領に自ら疑惑を晴らすよう求めるなど、対決姿勢を鮮明にした。
ケリー氏はさらに、ベトナム戦争の教訓に触れ、「最も重要なのは戦争の始め方だ。今の大統領は戦争を急ぎすぎた。戦後和平案を作っていなかったと思う」と批判した。
他の候補者も、競うように大統領批判を展開した。エドワーズ上院議員はイラクのWMD問題を取り上げ「大統領が国民に言ったことと、イラクで実際に判明したことが食い違った理由を解明しようという調査が始まった。大統領の正直さ、人格が選挙の重大な争点なのは疑問の余地がない」と主張した。
またクーセニッチ下院議員は、「大統領は(イラクにWMDがないことを)承知のうえで国民にウソをついた」と批判。シャープトン市民団体代表も「彼は明らかにウソをついていた。知っていてウソをついたのならいっそう悪い。しかし知らずにウソをついてたら、もっと面倒だ」と指摘した。 (02/17 02:28)