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果たして「ユダヤ」は日本の敵なのか?味方なのか?
↓のページから、気になる箇所だけ抜き出してみました。
(全文読みたい人は直接下のページへ行って下さい)
日ユ同祖論の謎の淵源を探る (ヘブライの館2)
http://blackbox777.at.infoseek.co.jp/hexagon/floorA3F_hb/a3fhb411.html
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──王仁三郎は日ユ同祖論についてどういう見解をもっていたんですか。
■武田 王仁三郎がユダヤ問題についてまとまった形で述べたものはないんですが、如是我聞のような形で彼がいろいろ言っていたことは事実で、たとえば、ユダヤ民族の12の支族のうち11支族は外国にあり、日本には一番よい流れが入ってきたものの、その後、変質したので本当のものは少ないということを強調したりしています。
また、王仁三郎は、ユダヤ人は神命奉仕者で、神様から選ばれたのだから神の選民であることは間違いないが、天孫民族とは全く違うと述べています。日本は天孫民族だから選民と違って神の直系であるというわけです。
■大宮 なるほど。因みに、友清歓真の説としては、小谷部全一郎や酒井勝軍の説は天皇家の祖先はユダヤの末裔だというわけなんだけれども、そんなものじゃないんだというのが、友清歓真の主張なんです。
その辺で僕が昔恐ろしいと思ったのは、友清歓真の弟子の一人の太古神法継承者が私の顔を見るなり、「この間は大変な目に遭いました」というのです。「ラビ(ユダヤの聖職者)が私の前に2人現れ、私に対して呪術をかけてきたので、私は神法道術でやっと切り返しました」と真面目な顔をしていうのです。つまり太古神法を紹統した友清歓真の教えのある部分においてはユダヤというものは敵対者であると見ているわけです。
少なくともそういう考え方はそれが神示であるかどうかは別として、霊学的な意味において重要ですよ。
──フリーメーソンについてはどうなんでしょうか。
■武田 出口王仁三郎は、ユダヤ人の3分の1はよいが、3分の2は悪い。その悪い連中がフリーメーソンを組織している。第二次世界大戦はフリーメーソンの仕業だというようなこともいっています。
──フリーメーソンとユダヤはよく混同されたりしますが、フリーメーソンは果たして悪かという問題があります。
■武田 酒井勝軍はシオニズムは擁護しながら、フリーメーソンはどちらかといえば悪というニュアンスで論を進めています。
──酒井がそういうふうに考えた理由というのは。
■武田 やはりユダヤ民族に対する霊的な評価があったんじゃないですか。霊的地勢学からパレスチナを押さえる者がハルマゲドンの時に最終的に勝利すると。実際に戦後アメリカがイスラエルを押さえたことで、アメリカの時代が来たということに関しては、酒井勝軍の予言は当たっています。当時の軍事的戦略論としてはナンセンスというか、そんなところまでいけるわけはないんだけれども、ひとつの霊的直観力において酒井勝軍は極めて鋭い端倪すべからざる人物なわけです。
ただ、彼もフリーメーソンというのは破壊団体というように、ユダヤ問題に関しては二面性を考えていて、たとえば陰謀の問題にしても、破壊と建設というか、常にそうした二面性で見ていたことは事実です。
■大宮 酒井勝軍の『神秘之日本』はその好例ですね。友清歓真も『友清歓真全集』でフリーメーソンは自由、平等、博愛をスローガンにしてやっているが、本質的には破壊的な傾向をもった悪い思想であると指摘しているんです。それが現代の日本を取り巻いていると批判するわけです。
ところが、友清歓真はその一方で、フリーメーソンの運動と相反するように活動している団体もあるが、それ自体もフリーメーソンの裏の働きなんだといっているわけですよ。
──それは資本王義運動と共産王義運動の両方の基盤は結局、ユダヤ民族を母胎としているということに収斂されてくるといった見解と関係があるからではないでしょうか。
■大宮 だから友清歓真も考えるわけです、そう油断はできないんだよと。
■武田 ここで注意しなければならないことは、悪いとされるフリーメーソンなんですが、王仁三郎は一方で、昭和17年に「大本第二次事件の予審調書がフリーメーソン本部に入ったからもう大本は大丈夫や」といったりしているんです。結局大本はその通り無罪となるわけなんですが、ここではフリーメーソンは悪ではなく、善的な意味で捉えられています。
また王仁三郎は「ユダヤは神の選民であるが、艮の金神(国祖)が彼らを道具として使っておられる。ユダヤは悪にみせかけて善をやるのや。神は偽悪だ。悪に見せて大善をなす」とまで述べています。これは、一見矛盾のような発言にみえますが、フリーメーソンに関する善悪の判断は単純に割り切ることができない、まことに微妙な問題であるということを王仁三郎は言いたいのだと思います。
それと同じことを友清歓真は霊的な見地からフリーメーソンは油断ができないという彼独特の表現方法で述べたのではないでしょうか。
■大宮 それで思い出しましたが、王仁三郎は折りに触れて側近らに「マッソン(メーソン)は悪いんじゃないんだぜ」とか「ユダヤ問題がわからないとだめだぞ。とにかく『霊界物語』を読め」と言っていたらしいですね。
■武田 そうです。つまり『霊界物語』にはユダヤ問題の秘密がことごとく記されているんです。そしてユダヤ問題がわからなければ、霊界の仕組みも最終的にはわからないことになります。
──ところで、ユダヤの世界政略など脅威論などがいわれるんですが、これについて霊学的立場からお聞かせ下さい。
<後略>