現在地 HOME > 掲示板 > 昼休み2 > 993.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 有名人も使う「電磁波から身を守る腕時計」はインチキ商品か? 投稿者 ぷち熟女 日時 2004 年 3 月 23 日 23:09:32)
=================================================================================
http://hm.aitai.ne.jp/~osamuchn/denjiha/koe/aichi.htm
東部丘稜線リニアモーターカーの電磁波 2002年11月26日
愛知太郎
東部丘陵線の車両は常電導磁石を用い、リニアモーターで推進し、浮上して走行する乗り物である。天候に関係なく平坦な場所、急勾配のところでも 同じスピードで走行できる。リニアは非接触で駆動制動するので、空転滑走という問題はなく、電磁力で減速停止する。騒音もなく、HERTZの理論を応用した大変に魅力的な乗り物である。
然し、巨大な磁石を積んだ車両が乗客を乗せて浮上することは誠に難しい。そこで登場するのが超伝導磁石ある種の金属を低い温度に冷却すると電気抵抗がなくなる超電導現象を利用する。超伝導線には大電流を流しても電気抵抗がゼロに転じて強力な磁石が得られる。現在では500q/hで走行する車両に搭載しても、超電導状態が維持できる超電導磁石を製作できるように成った。
リニアモーターは磁石の一方を地上に固定し、一方を車両に固定する。地上に固定した側に電力を供給すれば車両は移動する。回転型モーターを切り開いて、まっすぐにしたと思えばよい。回転する部分と、固定した部分を平行に分けたものである。
東海道新幹線は近い将来、輸送力の逼迫が予想される。建設後、長い年月が経過し、老朽化し、補修補強も必要。代替輸送機関として中央新幹線が必要となった。それが超伝導のリニアカーで実現されれば21世紀の日本の科学経済面で大変貢献できると考えられる。然し現実はそれとは反対の方向に動いている。日本経済は日増しに不況の様相を呈してきた。高速道路の民営化建設の凍結、郵政事業の民営化が国会で審議される様になり、中央新幹線を建設する所の話では無くなってきた。“国破れて山河あり”というが、国破れて、第二高速道路の残骸が随所に残っている現状である。
リニアの乗客の持ち物には磁界の影響を受ける恐れがある物がたくさんある。問題はその製品の磁気に対する強さと車両のどこへ持ち込むか、磁石にいかに近づくかということにある。最も敏感な反応を示すのが心臓ペースメーカーとテレビカメラである。超電導リニアの車内では定常磁界を2ミリテスラ(20ガウス)以下に抑えている。これは車内の四隅にあたる。また乗降客は乗降設備によって守られ、超電導磁石には近づけないようになっている。上記のほか、アナログ腕時計、磁気カード、テレホンカード、ICカードなど磁石に弱い製品をつけた人でも座席への着席や通路の歩行時には特に問題はないとされている。然しペースメーカーについては機種による違いは大きく、注意が必要と称している。また沿線の人々に対する磁界は高架橋の線端から4m巾の側道で、地磁気と同じ0.05ミリテスラ(0.5ガウス)程度になっている。その磁気も列車が500q/hで走行しても3秒弱、短時間なので何の問題は無いとしている。磁気が生体に与える影響については長い年月をかけて検討されてきた。磁気が生体に与える影響は微弱である為、評価は非常に困難である。一過性で後に残るようなものがあるとすれば発癌、子孫のへの影響といった大変な問題が発生する。ショウジョウバエ、マウス、培養細胞を用いて暴露実験が実施されている。突然変異率が6倍以上に上昇するという実験結果もある。
リニアモーターカーは確かに魅力的な乗り物であることは事実である。然し、世の中には心臓ペースメーカーをつけた人、義足の人、車椅子がないと生活できない人がたくさんいる。もし不幸にも電動装置が故障して強力な電磁波が車内に漏れてきた場合、どの様な結果になるか。乗客、沿線住民に与える影響はどうか。
予測はつかないが故障皆無とはいえない。現実にJR実験線で車両火災という事故も起きている。8月24日付朝日新聞は超低周波の電磁波について問題を提起している。平均磁界0.4マイクロテスラにさらされると磁界の実測評価では、白血病の発症率が2倍になる。携帯電話、電子レンジ、掛け電気毛布、高圧電線の下の家など20マイクロテスラで危険であるとの事など国内の疫学調査でもこれを裏付ける結果が出ている。文豪英治も電気の掛け毛布が大好きでこれが原因で死亡したという。おそらく電磁波の影響と思われる。
山梨の中央リニア新幹線同類の車両は日本以外でも米国、カナダ、中国が研究実用化しようとしているが予算の都合で足踏み状態である。現在実用化しているところはない。
万博終了後は乗客が激減して赤字路線となり、二十年後には5000億円の赤字が必至である。不幸にして交渉が発生した時の事を思うと慄然とした思いが走る。500億ガウスの電磁波が車内はもちろん周囲に発射されたらどうなるか。与える影響は大きい。結論を申し上げる。万博終了時点で直ちにこの廃線すべきである。
最後に最近実際に起こった事実を挙げてみる。多摩市図書館で盗難防止用のセンサーを付けたところ、周辺で働いていた職員が頭痛、めまいが生じ図書館では直ちに使用を中止した。このような電磁波が起こした最近の事実もある。