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西洋史の始源には、異星人による地球原住民の奴隷化の歴史あり、との説
投稿 平成16年03月04日23時57分
太田龍の時事寸評
平成十六年(二〇〇四年)三月四日(木)
(第八百七十三回)
○胡蘭成先生は、「天と人との際」で、
人類文明は二つの時代を経た。
第一期は、女人が主役の女人文明。
第二期、男が主役で理論的学問化した。
しかし、この第二期の革命は既に尽きた。
もし、次の第三期に入り得なかったら、人類の歴史はそれきり絶える
であろう。
と言われた(百五十六頁)。
○しかしこれは、文明の歴史の話である。
○従って、西洋の歴史は、人類文明史の中には含まれないし、含める
べきでない。
○西洋の源流は、シュメールとエジプトであると言う。
○そして、超古代シュメールとエジプトに、初期文明は生まれたが、
それは、奴隷制度によって汚され、堕落し、滅びた、と胡蘭成
先生は言われる。
○超古代シュメールとエジプトについてのこの見方は正しいか。
○シュメールとエジプトは、現在の通俗的アカデミズム的な世界史の
区分に於ける、
(1)古代
(2)中世
(3)近代
(4)現代
この区分の「古代」には該当しない。
○ここで、「古代」とは、ローマ帝国と、その前後であるに過ぎない。
○古代シュメールは、六千年前に遡り、
古代エジプトも、ほぼそれと同じ。
○これは「古代」ではなくて「超古代」。
○しかも、ギザの大ピラミットと、あのスフィンクスは、一万二千年前
に遡る、との説もある。
○一万二千年前とは、大洪水と、そのあとの新石器革命、人類の文明の
悟り、の時代であろう。
○異星人の地球植民と、そして彼らによる地球原住民奴隷化について
の説が成り立ち得る。
○胡蘭成説は、それを視野に入れては居ない。
○けれども、西洋文明がその始源の時に、既に、奴隷制度によって
汚されて居た、との見方を、突き詰めて行くとどう成るか。
○この問題を実証的に煮詰めていくことは可能なのか。
○それは可能だ。
○そのための方法の一つは、
シュメール粘土板文書の解読であり、エジプトピラミット文書の解読
である。
○西洋には、東洋に全く存在しない、アトランティス大陸伝説がある。
○このアトランティス伝説は、後世の人の作り話ではない。
プラトンが、それを記録して居る。
○この種の問題を、日本人は、これまで、何ら、実用的、現実的、今日的
でない、として一笑に附して来た。
○だが、このような態度は、
日本人の幼稚さ、愚かさの証明でしかないだろう。
○西洋には、一般庶民を、「ヒューマン・キャトル」として見下す、
きわめて強固な、エリート支配陣営の観念が存在する。
○ヒューマン・キャトルとは、日本家畜。家畜人間のこと。
○日本人は、そのことばで、ギョッ、とさせられるが、その正体は、
西洋史の始源に由来する、異星人による地球原住民奴隷化である、
との見方が十二分に成り立つのである。
(了)
[参考文献]
○太田龍著「聖書の神は宇宙人である」(第一企画出版、絶版)
○デーヴィット・アイク著、太田龍監訳「大いなる秘密」(上下二巻、
三交社)
○Children of Matrix by David Icke
○GODS OF EDEN by William Bramley
○The Lost Book of ENKI translated by Z. Sitchin