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(回答先: 真面目にお答えします 投稿者 土星の輪 日時 2003 年 12 月 02 日 12:21:32)
すこし、信じられない人にも信じられるように説明しましょう。
常用漢字は、土星の輪さん説のように、現在は、1945文字で規定されています。
その他、よく見かけるものに、人名用漢字があるが、284文字で規定されています。
たとえば、「伊」、「圭」、「奈」等は常用漢字ではなく、人名用漢字です。
戸籍に登録できる漢字は、1945+284=2229文字です。
しかし、この中には漢数字も含まれていますが、アルファベットには数字が含まれません。
漢数字も漢字に含めるべきでしょうか?
では日本人の名前に使われている文字は2229文字かといえばそうではありません。
戸籍制度が始まった当時は当然の事ながらワープロなど存在しません。
達筆で、スラスラっと書いた漢字が今でも名前として通用しています。
信じられない話でありますが、戸籍の漢字を間違って書いたために、
新しい漢字が生まれたのです。
漢字は、元来、中国の発明品で、朝鮮や日本は、それを借りているわけです。
中国で作られた漢字が最も多く、5万字とも言われています。
ただし、一時代で実際に使われたのは、5千字のようです。
日本で作られた国字も3千字弱程あります。
日本へ伝わった漢字や国字が日本語として認められる可能性があります。
しかし、日本に伝わった漢字とはどの文字を指すかは具体的に指し示す事は実際には不可能です。
見方を変えて、JIS規格を考えてみましょう。
JIS X 0208-1990によって現在の6,879文字が規定されています。
1990年10月には6,067文字の補助漢字文字セット(JIS X 0212-1990)が制定されました。
この文字セットとJIS X 0208-1990を合わせれば12,946(うち漢字は12,156)の標準文字が使えることになります
2000年1月20日にJIS X 0213:2000として制定されました。
X 0213はX 0208の6,879文字にさらに4,344文字を追加して合計11,223字が規定されています。
我々の親や祖父母の時代の漢字で、既に使われていないものが多々あります。
我々の使っている漢字の多くも子供や孫の世代には使われないものが多々あるでしょう。
ワープロを使いはじめてから漢字が書けなくなったとの声は珍しくありません。
小学校で勉強する漢字は1000字程ですが、皆が、全てを読み書き可能だとは思えません。
定義の仕方によって字数は大きく変わります。
「ヽ(^o^)丿」は文字(日本語)ではないと、主張する方もいるかと思いますが、
魚の種類を表す難しい漢字と比べ、どちらの方が日本人に使われているのでしょう。
MENUやCoffieやTELやAM/PMは、日本語ではないと言い切ってしまって良いのでしょうか?
言葉は生きています。現在も変化しています。
ボクはこの事では嘘つきじゃありません!
☆私もうそつきでないとすると、みんな嘘つき!さんがうそつき?
チャンチャン (^_^;