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二〇〇一年をクライマックスとして仕掛けたイルミナティ世界権力の芝居台本の意味にについての、M・A・ホフマン(II)の説
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
投稿 平成15年11月03日23時43分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)十一月三日(月)
(第七百五十回)
○マイケル・A・ホフマン(II)。
この米国人思想家の水準は非常に高い。西洋世界の最尖端を行く、三人
の思想家の一人、と見る。
○その三人とは、
(1)デーヴィット・アイク(英国)
(2)フリッツ・スプリングマイヤー(米国、現在、オレゴン州に投獄
されて居る)、
(3)マイケル・A・ホフマン(II)
○三人とも、現在、五十歳前後。
○M・ホフマンの「秘密結社と心理戦争」は、「フリーメーソンの操心術」、
として、青弓社から出版されて居る(一九九六年)。
○しかし、あいにく、この邦訳本は、一九九二年第二版
(とは言え、この邦訳本の序文は、初版序文の訳であって、第二版の
序文ではない)に拠って居り、二〇〇一年七月の第四版に増補されて
居る、十一の章が翻訳されて居ない。
○とくに、二〇〇一年七月の第四版冒頭の、「〇〇七から二〇〇一年まで」、
と言う、かなり長い章(十一頁)が欠けて居るのは、痛い。
○この章には、きわめて重要なM・ホフマンの説が述べられて居る。
○ここに、
「二〇〇一年のオカルト的意味」、と言う節がある。
○アーサー・C・クラークの原作を、スタンリー・キューブリックが
映画にした(「二〇〇一年、スペース・オデッセイ」)。
○アーサー・C・クラークは、英国の代表的SF作家、と言われる
のだが、M・ホフマンは、A・C・クラークは単なるSF作家など
ではない。彼は英国諜報機関のアセット(ASSET)である、と言う。
○「アセット」は、会計学上の用語で、「資産」を意味するが、この場合
は、諜報機関の隠れた機関員を意味する。
○表面上は、英国諜報機関とは何の関係もない、純然たる一作家、として、
演技して居る、しかし、その本質は、まさしく、英国(ひいては、
イルミナティ三百人委員会世界権力)のアジェンダ(行動計画)を実現
して行く上での、重要不可欠の要因であると、言う。
○M・ホフマンは、クラークの代表作とも言える「幼年期の終わり
(Childhood's End)」こそ、英国諜報機関(ひいては三百人委員会)の
世界人間牧場長期作戦を推進する、主要な文学作品の一つである、とする
(前出、二〇〇一年版、八頁)。
○しかしここでは、この作品についてのM・ホフマンの説は省略する。
○オカルト神権主義者(イルミナティ世界権力)にとって、二〇〇一年は、
オカルト的に、決定的に重要な年たるべく、設計されて居た、と
M・ホフマンは述べる。
○そしてそのことを、キューブリックの映画(二〇〇一年)は、世界
人間牧場に収容さるべき家畜人及びその候補の意識に、刷り込む、と
言う。
「二〇〇一年は、人間錬金術(ヒューマン・アルケミー)のクライマックス・
エントリー・ポイントとしての役割を果たすことに成ろう」(前出、一三頁)、
と言う。
○アンチ・クライマックス(二〇〇〇年)と、クライマックス(二〇〇一年)
との対比。
○この項についてのM・ホフマンの説は省略する。
○この章は、二〇〇一年七月に書かれて居る。
○つまり、例の二〇〇一年九月十一日の二ヶ月前である。
○二〇〇一年九月十一日は、「彼等」(イルミナティ世界権力)は、
彼等の台本の中では、クライマックス、として設定されて居る。
○たしかに彼等のこの演出は、その直後、しばらくの間は、大向うを
うならせた。
○しかし、そのあとの二年の間に、相当に、ボロが出てしまって居る。
○すっかりボロが出てしまったこのお粗末なお芝居に、未だにうっとり
とだまされて居る、地球上唯一つの国が、なさけないことに、我々の
祖国、日本、なのだ。
(了)
●[注]
○M・ホフマンの「秘密結社と心理戦争」二〇〇一年第四版を底本と
する邦訳本が、改めて出版されるよう希望する。