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★これは、空耳の丘にあるスレッドの中での応答として書いたものですが、私の毒気でもある諧謔性が強いと感じるので、スレッドの皆さんへのお詫びの意味も含めてこちらに投稿させて頂きます。こちらの板においても楽しんで頂けますと幸いに存じます。
スレッドの端:http://www.asyura2.com/0311/bd31/msg/378.html
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HAARPさん、ジャック・どんどんさん、おはようございます(早すぎる…眠いです)
ジャック・どんどんさんの、相手の才能を引き出してしまう素晴らしい揺らぎ形突っ込み質問に、お座布団一枚!
この切り口での答えが生まれてくるような質問こそ、私もしたかったんですが、適う時をヒットしたのはジャック・どんどんさんでした。
(こういう「適う時」という表現が生まれてくる思考基盤こそ「グノーシス」と言われうるわけですね)
HAARPさんの、自己の語りの次元を読者に知らせた上での豊富な知識展開と、(危うい)境界領域の照明力に金の縫取り入りの
お座布団一枚!
議論板でもグノーシスについての書き込みが出ていて良く解らなかったのですが、ここで「はた!」とひざを打ちました。
>歴史的なことは多くの説があるので、また詳しい人がいると思いますが、私が理解する限りでは、グノーシスとは表層的に顕現
>している世界の隠れた原理と構造を象徴を通して理解追求しようという意志のことだと思っています。これはキリスト教の起源よ
>りも遥かに遡る起源を持ち、場合によっては時間を超えるものでありましょう。よってこのような「知識」の体系が出来上がると、
>それは秘密結社のような組織を作るケースが多かったと思います。これらの中には利他的なものと利己的なものに分岐していっ
>たと考えています。
すると、私なんて唯物論的擬似グノーシス主義者とも言いうるわけだ…そして境界の向こうに、(我慢できず…)形而上的な姿を
とりながら存在する知性の原型あるいは基盤を想いみて、それを語る場合は、純然たるグノーシス主義なんだ。
ジャック・どんどんさんも、蟻の集団生活性、組織的統合性が、どうしてあんな小さくシンプルな神経系から「生起」するのか…と
疑問を持ち、科学的思考を超えてしまったときにグノーシス思考に入ったと言えるんだ。
すみちゃんは、悲観的利他型グノーシス思考であり、その悲観的傾向ゆえに時に「毒もみ」(宮沢賢治の「毒もみの好きな署長さん」より)をしているかもしれないぞ…と世間から疑われかねない科学者。
HAARPさんは…書いちゃうと、知の源初の時空を越えた広大さを言語というケチな(便利ではある)型抜きにふんごめるみたいな
もので、つまらなくなるから止めておこう…混沌氏(易経だっけ)に穴を明けてしまうようなもの。
あっしらさん…解りまへん。桶のサイズが並外れてでかすぎる。背伸びしても覗き込めない。
(でも、こっそり言っちゃおう、桶の底が抜けたちび桶には適わないだろう。しかし、底が抜けた桶は桶として役に立たないな)
*以上は迷妄的キメツケでございます(笑)60秒後にはこの思考は雲霧消散し原初の知恵に還帰します。 (←グノーシス!)
せっかくのスレッドの中で馬鹿なことを書いてしまいましたが、非常に啓発されました。有り難うございます。秘密結社とグノーシス
の関係等も解らなかったものですから。
電磁波・音響系の講義を謹んでお待ち申し上げます。
ps.ジャック・どんどんさん、ペンフィールド医師のホムンクルスをご存知でしょう、元々ネタはデカルトのホムンクルスだけれど。
あれは脳の神経生理学解剖学に基づいた象徴的表現ですが、あのファンタジックな絵と同じ系統で自己や世界を操作する
ものの絵を描いたとしましょう。そして、それは別の次元、あるいは位相で実在しているあるいはそのホムンクルスを操るも
のが居る…と考える方々を想像するといいのかもしれません。