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▲米国防総省が衝撃的な報告書を作成していたことを英国のオブザーバー紙が暴露した。
急激な地球温暖化によってテロ問題などをはるかに上回る世界的な大規模戦争が起きる、と予測した米国防総省の極秘研究レポートがリークされて大騒ぎになっている。
このレポートはラムズフェルドが推し進めている米軍改革のブレインで何十年も国防総省の顧問を務めているアンドリュー・マーシャル(82)の命令によって作成されたもの。研究チームを率いたのはCIAのコンサルタントのピーター・シュワルツ。その極秘レポートを英誌「オブザーヴァー」が入手したのだ。
内容は衝撃的である。
地球温暖化によって、近い将来、世界規模の気象災害が多発し、水位の上昇や砂漠化によって難民が大量に発生、水資源・食料を巡って世界中で紛争が起き、数百万人の犠牲が出る破滅的な状況になると予測しているのだ。いくつか具体的な予測を挙げると……
1)ヨーロッパの気温は2020年までに急激に低下し、イギリスの冬は現在のシベリアと同じ気温になる。
2)2007年までに、激しい暴風雨によってオランダの大部分が居住不可能な状態になる。カリフォルニアにおける給水システムが破壊され、南カリフォルニアの人口密集地帯への給水が困難になる。
3)海面水位の上昇による国土の水没および旱魃による農地が荒地化し、数百万人の難民が発生する。これに対しヨーロッパとアメリカは受け入れを拒否し、事実上、要塞化せざるを得なくなるだろう。
4)2020年までに破滅的な飲料水・エネルギー不足が発生し世界規模での戦争が勃発するだろう。
そしてレポートは、地球温暖化・環境破壊の問題を科学的な問題から政治的・軍事的な戦略問題に転換することが、指導者が行うべき困難だが不可避の課題だとしている。
このレポートが衝撃的なのは、反体制のエコロジストグループなどから出されたものではなく、米国防総省という保守派の拠点から出てきたものだけに、その悪夢のような未来図に信憑性があるからだ。
さらにこのレポートは、政治的ば大混乱を招く爆弾に化ける可能性が高い。
アメリカは世界最大の温室効果ガスの排出国であるにも関わらず、経済への影響を優先して近視眼的に地球温暖化防止会議が定めた京都議定書を拒否している。このレポートは、ブッシュ政権が、こうした地球温暖化に関する科学的調査をシステマティックに矮小化して、世論を誤った方向に誘導したことを裏付けるものだ。当然、今後、大統領選挙の問題をして浮上し、ブッシュの命取りになる可能性が十分にある。
▲Pentagon Tells Bush: Climate Change Will Destroy Us
http://observer.guardian.co.uk/international/story/0,6903,1153513,00.html
http://www.rense.com/general49/climate.htm
▲Key Findings Of Pentagon
http://www.rense.com/general49/key.htm
▲Leaked Pentagon report warns climate change may bring famine, war: report
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&cid=1521&e=3&u=/afp/britain_us_environment