現在地 HOME > 掲示板 > 地震・天文10 > 338.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
【ワシントン=笹沢教一】日米欧露などが建設中の国際宇宙ステーション(ISS)で原因不明の気圧低下が起きていることが5日、明らかになった。
米露2人の搭乗員が、米航空宇宙局(NASA)とロシアの管制センターに報告した。
機体のどこかに空気漏れが起きている可能性があると見て、搭乗員がバルブの故障や機体の亀裂などを調べているが、今のところ異常箇所は発見できていない。宇宙ステーションでは、このところ原因不明の衝撃音が聞こえたり、姿勢制御装置や生命維持系統が故障するなどのトラブルが相次いでおり、気圧低下の原因次第では今後の運用に深刻な影響を与える恐れもある。
AP通信によると、気圧低下は今月1日に初めて確認された。1日あたり水銀柱で約2ミリずつ気圧が下がり続けており、NASAの調査で、気圧低下は先月22日に始まっていたことが判明した。低下量が少ないため、現時点では搭乗員の生命に関わる危険性は少なく、気圧の監視を強化して事態を見守っている。
ISSでは昨年11月、異物の衝突か、機械が破損したような衝撃音が発生しており、今回の気圧低下との関連が疑われているが、NASA当局者は「両者の関連はなさそうだ」としている。
[1月6日20時6分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040106-00000012-yom-int