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http://www.asahi.com/science/update/1114/001.html
国土地理院(茨城県つくば市)は13日、低周波地震が観測されるなど火山活動が注目されている富士山の地形を描いた縮尺5万分の1の「火山土地条件図」を15日に発行すると発表した。過去の溶岩流や浸食地形などが6色刷りでわかりやすく表示されている。
2200年以上前の古い溶岩流が、南方のJR三島駅や東名高速・富士インターなどに達していることや、864年の「貞観噴火」の溶岩流で大きな湖が分断され、現在の西湖、精進湖ができたことなどがよくわかる。
地理院は88年度から、国の火山噴火予知計画に基づいて十勝岳、桜島など11座の火山土地条件図を作製しており、富士山は12座目。富士山は活動度が比較的低いため、作製の優先順位は低かったが、00年10月〜01年5月にかけて観測された低周波地震などをきっかけに作製を早めた。
今回の地図は関係自治体に配布されるほか、1部980円で一般にも販売される。地理院の杉山正憲・防災地理課長は「登山やハイキングにも活用できる」と話している。 (11/14 01:43)