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(2/6)処方せんやパスポート、電子化へ作業加速――IT戦略本部が包括計画
政府のIT戦略本部(本部長・小泉純一郎首相)は6日、今後のIT政策の包括的推進計画となる「e―Japan戦略2加速化パッケージ」をまとめた。処方せんの電子化やパスポートのIC化など、国民の利便性向上につながる施策と、国家公務員給与の全額振り込みなど行政の業務・システムの効率化策を重点項目として打ち出し、作業の目標期限も明示している。
処方せんや診断書といった診療情報の電子化など医療分野での具体策は今年9月までにまとめる。実現すれば、病院や薬局間で電子メールなどを利用した患者情報の共有・転送が容易になり、薬を受け取る待ち時間の短縮や、転院する場合の円滑な引き継ぎなどの利点が見込まれる。
病院や薬局にとっても、文書量が減って経費削減につながるほか、診療部門と投薬部門の連携が素早くなるなどの効果が出てきそうだ。
パスポートの電子化は2005年度中の導入を掲げた。ICを使って保有者の身元確認が迅速にできるようにするもので、2004年度に実用実験を行う。テロ対策の一環として出入国管理を強化するのが政府の目的だが、旅行者にとっても出入国時の手続きが円滑に進むメリットがある。
[2月7日/日本経済新聞 朝刊]
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