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(回答先: マイクロソフト、高校生の「マイクローソフト.com」に抗議 【CNN】 投稿者 Q太郎 日時 2004 年 1 月 21 日 14:56:29)
マイクローソフト.com」に応援集まる MSもやや軟化
2004.01.21
Web posted at: 10:26 JST
- CNN
(CNN) カナダ・ブリティッシュコロンビア州の高校生マイク・ロー君(17)は、コンピューターソフト最大手のマイクロソフトから、ウエブサイトのドメイン名が社名に似すぎているとクレームをつけられ、一躍有名人になってしまった。ロー君とマイクロソフトの争いが報道された途端、アクセス集中で問題のサイトは一時ダウンしたが、支援者の出現によって復活。今後も運営を続けていくつもりだという。
ウエブデザイナーを志すロー君は昨年4月、自分が作ったデザインの掲載・販売用にサイトを立ち上げ、8月には「面白いかなと思って」問題のドメイン名を取得。それが、自分の名前の後ろに「ソフト」を足した「MikeRoweSoft.com」だった。
マイクロソフトがこのドメイン名を問題視していると報道された19日、ロー君のサイトには12時間の間に25万ものアクセスが集中したため、サイトは一時ダウン。ウエブホスト側は、必要な容量を確保するにはコストがかかりすぎると指摘し、ロー君のサイトはマイクロソフトの攻勢を待つまでもなく存続の危機にさらされたかに思えた。
しかし19日夜には、またサイトは復活。サイト上のロー君の書き込みによると、「Deafening-urge.net」というウエブホスト会社が「すごいオファーをしてくれた」のだという。ロー君はさらにサイト上で、弁護士が必要になった場合に備え、弁護士費用の寄付を募り始めた。
ロー君はCNNに対して、「マイクロソフトのせいじゃないと思うんだ。僕は実はマイクロソフトのサポーター。あそこのプログラムを使ってる。ビル・ゲイツはすごいいいヤツだと思うし。自分の金をいろんなことに寄付してるし。みんな僕がマイクロソフトを嫌ってると思いこんでるけど、そうじゃないんだ。金稼ぎにやたら熱心なむこうの弁護士とかの問題だと思ってる」と話している。
ロー君の戦いが報道されて以来、マイクロソフトを「大人げない」などと批判し、ロー君を支持する声が高まっている。これを受けてマイクロソフトは、態度をやや軟化させ、商標を守ろうとしただけだと説明するようになった。
同社は20日に文書で、「当社は自分たちの商標を守ることには真剣になるが、今回の場合は少し真剣になりすぎたかもしれない」とコメント。「その一方で、マイク・ロー君が若い起業家で、クリエイティブなドメイン名を思いついたのだということも認識している。現在、商標法に基づくわれわれの責任と、彼の立場をともに尊重する形で、この問題を解決するよう努力している」と同社は立場を説明している。
思わぬ騒ぎに巻き込まれたロー君だが、高校の仲間はまだ、ロー君のいきなりの知名度にピンときていないようだという。「学校に行っても、いったい何の騒ぎだって聞いてきたのは、ほんの数人。長い目で見れば、これは僕にとっていいことなんじゃないかと思う。このおかげで大学には入りやすくなるんじゃないかな」とロー君は自分のおかれた立場を冷静に分析している。