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選択する考え【がんばれ!!ゲイツ君】
http://www.asahi-net.or.jp/~FV6N-TNSK/gates/column205.html
以前、XBOXの小学生のシェアが0.7%しかないという記事をご紹介させて頂きましたが、やはりここまで小学生にコケにされて黙っている我らがMSでは無かったようで、どうやらお正月にスカパーで特別番組が放映されていたようです、題して”XBOX開発の舞台裏”だそうで。
これ、例のWindowsNTの開発舞台裏を書いた「闘うプログラマ」と似たようなドキュメンタリーなのかと思ったのですが、実際にご覧になられた方のお便りによると少々異なるようで、ちょっとご紹介させて頂こうと思います。
毎週楽しみに読ませて頂いております。
本日はスカパーの番組でXBOX特集をやっていたので、その一部を送ります。
チャンネル名: ディスカバリーチャンネル(ch.321)
番組名: [吹]サタデーナイト・スペシャル“Xボックス開発の舞台裏”
・任天堂やソニーではなくER等のドラマがライバル
ゴールデンタイムの時間を取り合うとか・・・
それはPSやGCを征してから言いましょう。
・トロイの木馬作戦
様々な機能を持つオールインワンモデルでAV環境を制圧との事でした。
これ自体かなり意味不明なのですが、『トロイ』と聞いて真っ先に思い出したのが
Windowsの個人情報送信プログラムです。
・狂った開発者(クリムゾン・スカイという目玉商品)
「これがゲームのオープニングか!」「これがゲームのエンディングか!」と大声で叫
びまくってました。
某演説を思い出しましたが、この会社にはこういうイカレた方しか居ないのでしょうか?
・4台のテスト用ゲームサーバが電源トラブルでストップ
設置場所はそれぞれ州レベルで違うようです。
それが「同時」にトラブル起こすなんて普通じゃ考えられません。
# 本当に電源だったのかも怪しいしなぁ・・・
・目玉商品としてE3出展→好評を得れず
普通にあるグラフィックが綺麗な3Dフライトシューティングでした。
フライト系は好きなのでやってみたいと思いましたが・・・そのためにハード買うのは
ちょっと(汗
・プレイテストで欲しいのは「凄く面白い」か、それとも「それなりに面白い」という意見
それに反して殆どの人が「つまらないゲームだった」と回答。
E3で目玉だったのに途端に暗礁に乗り上げました。
・(ここで番組内容が変わって)ミリオンヒットしたヘイローの話
プロジェクト・ミネルバとマラトンと足したようなゲーム?
面白そうだけど、その為にXBOXを買う程では・・・
ヘイロー2を製作中との事(社運をかけているらしい)です。
・2年の歳月と何百万ドルの費用をかけたゲームが1から見直し
チームそのものを解散して再編成したそうです。
「うちはそれくらいゲームのクオリティにうるさいんだ」とでも言いたかったのかも知れ
ませんが、真っ先に出た感想は「金のある処って良いね」です。
・最終目的はXBOXを通じてWindowsに取り込む
「取り組む」の聞き間違いだったのかも知れませんが、本当に「取り込む」だとしたら意
味が判りません。
「取り組む」にしても部門というか分野自体が全然違うと思うのですが・・・
# この辺は記憶曖昧なのですが、「未だにPCが切り分けられないのか?」という思いが強
かった事だけを覚えています。
突っ込みどころ満載でしたが、視野がアメリカにしか無いって処が気になりました。
ディスカバリーチャンネルはあちら国の番組なのでアメリカ向けに作られたのかも知れませ
んが。
いずれにせよ、HALO2が大コケしたらXBOXの先は無さそうです
それにしてもトロイの木馬作戦というのは凄い名前ですね。なぜかXBOXを無性に買いたくなってしまうウィルスをゲイツ君がまき散らして無理矢理買わせようとする様を想像して大笑いしてしまったのですけれど。
しかし、番組の中でもユーザーからコケにされているようでは全くこのテレビは盛り上がらなかっんじゃないかと人ごとながら心配してしまいます。XつながりでプロジェクトXみたいな番組にしたかったのかも知れませんが、まぁあれは成功したプロジェクトを取り上げる番組でしたっけね(^^;。
さて、大変ご挨拶が遅くなりましたが新年おめでとうございます。年末に書かせて頂きましたコラムには沢山の感想を頂きましてどうもありがとうございました。パソコンを学校教育の場で教えるとなると、実際に教師の側の力量もの問題もあってなかなか難しい所もあるようですね。
その中で、古いPCにLinuxを入れて再生して学校教育の場で使おうというアインシュタインプロジェクトというものがあるようです。このプロジェクト自体はWindowsの使い方も扱っているようですが、オープンソースを学校教育に使うということを取り組みの一環としている所は喝采されるべきでしょうね。
それにしても、なにやら世間はきな臭い動きがあるようで、コイズミ君はとうとう自衛隊のイラクへの正式派遣を決めてしまったようです。しかし復興支援なんて言っても実際はデモ隊や民衆に発砲したりするような米英の占領軍のお手伝いですからイラクの人たちに歓迎されるわけがありません。(しかし、彼らはなんで人を殺しても一切罪に問われないんでしょうねぇ)
日本の国際貢献なんてあの米英軍に加わらなくてもいくらでもできるのですが、まぁアメリカの忠実なる下僕のコイズミ君ですからそこらへんの頭が無いのでしょう。ちなみに、米軍の大量殺戮兵器の調査団は兵器が見つからないまま引き上げたようで。コイズミ君は戦前に「イラクは大量殺戮兵器はある!だから米軍を支持する」なんてメルマガで断言してましたが、いったいどうやって責任を取るおつもりなのか是非ともお伺いしたいところであります。
ちなみに、我らがマイクロソフトは、最近また妙なことをやり始めたようですね。何やら、「Windowsを使った方がLinuxを使った方よりコストが安い!」という大々的なキャンべーンを各ニュースサイトなどと共同してはじめるのだそうで。期間はなんと18ヶ月とのこと。
この手のアンチキャンペーンは以前もMSはやったことがあるのですが、全く効果がなかったようで今度はいろんなWebサイトと提携して大々的に宣伝する模様で大変ご苦労なことです。そんな非生産的なことに労力を使う位ならバグの一つも直して欲しいと誰もが思う所ですが残念ながら相変わらず今年もこの会社の姿勢は変わっていないようですね。
こういう評価も第三者が非営利で公平な目でやってくれるのでしたら別にいいと思うのですけれど、MSの場合は他社に金を払って調査依頼をしてもらったものを根拠にしているわけですからね。そりゃMSからの依頼だとどのベンダもMSに不利な報告を出すわけにもいかんでしょうって。
しかしTCOが何パーセントWindowsの方がいいなんて言われてもさっぱり説得力が無いのですよね。この調査された方はWindowsだと運用が楽なような調査結果を出されているようなのですが、定期的にセキュリティパッチを当てる手間などを果たして考慮されているのかかなり不安です。むろんLinuxでも当てなければなりませんが、そのコストがWindowsの方が低いなんてことはないわけで、どうもやはり普通のオフィスのプリントサーバーとかを管理するような感覚でやっつけ仕事をしているとしか思えてならないんですよね。
ま、そこらへんは想像でものを言っても始まらないのでこの辺にしておきますが、しかし、最も笑ったのはMSの担当者が言う「企業がLinuxを採用している理由の多くは『MSが嫌いだ』などというものだ」というセリフです。
これ私見て大笑いしてしまったのですが、この方も悪の帝国症候群におかされているのでしょうかね(^^;。ま、ご自分で自分の会社が嫌われていると自覚されているのはまだ良しとさせて頂きますが、少なくとも一企業の情報システム部門が「マイクロソフトが嫌いだ」などと言うきわめて感情的な理由でLinuxを選択するなんてことは無いと思いますよ、だいいち、稟議書のLinuxを選択した理由の所に「私はマイクロソフト社が嫌いだから」なんて書いったって稟議が通る訳が無いでしょうって。
Linuxの隆盛は、むろんTCOの問題もありますが(最近Sunがだらしなさ過ぎると言うのもありますが)、MSなどの製品を採用してしまうとまさに長い目で見たときにどうしようもなくなる場合が多いからなのですよね。セキュリティホールを放置したままサポートが打ち切られたらもうどうしようもありません。自分らでなんとかするなんてこともできないので、動く保証などないバージョンアップ版のOSに大金をかけて泣く泣く移行するしか無いわけですが、Linuxだと少なくともこうした心配はありません。
たいていの会社はこうしたことを稟議書に切々と書いても、それでも頭の固い会社の経営陣などが、どこの受け売りなのか「Windowsが世の中に広まっているのは信頼性が高いからだ。よって他のOSを使うことはまかりならん」などという何の根拠も無いことを言って一蹴されるという例も少なからずあるというのに、MSが自分の会社が嫌われているから採用されない場合が多いとは聞いてあきれます。むしろ理不尽な理由で選択されてしまうのは遙かにWindowsの方が多いのですからね。
MSはもっと品質を上げて安定した軽いOSを作ってサポートもしっかりすればこんなことしなくても黙ってたってWindowsサーバーは売れると思いますよ。金もあるのだからそんなこと容易にできるでしょう。
そういう努力をしようともせずに(去年はとうとうセキュリティホールを無くすのは不可能だ宣言まで出ましたし)、こんな馬鹿げた比較レポートを作るのに金をかけてまたさらに大々的に宣伝するなんてやっているから「嫌われる」んですよね。この点をいつになったら改善してくれるのかさっぱりわからないのですが。
というわけで、今後18ヶ月もの間、我々はいろんなウェブサイトで目障りなネガティブキャンペーンの広告を目にしなければならなくなってしまったというわけです。まぁ、広告もWebサイトによっては必要なことはわかりますが、見て気持ちが悪くなるようなものだけは勘弁してもらいたい所ですね。(ちなみに、私のサイトでは今後も一切広告のたぐいは載せるつもりは無く、よってこの手の広告も出ませんのでご安心して閲覧下さい(笑))
と言うわけで、新年一回目はこの辺で終わりです。私の方は今年はちょっと今の所なかなか見えていないのですが、連載の方はなんとかマイペースで続けていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
ところで、ご存じの無い方がいらっしゃるといけないのでこの場でお知らせしておきますが、最近ノートンアンチウィルスでかなり大きな問題が出たようです。1/7を境にPCの速度が遅くなってワードやエクセルが起動できなくなるという現象で、これはとうとうワードやエクセルもウィルスの認定を受けたのかと思った人も多かったのではと思いますが、どうも原因はベリサインの中間証明書の有効期限切れに起因する問題だったようですね。
これ、ベリサインのサイトで結構前から通知がされていて業界では有名な話であったのですが(同じようにSunのJavaVMに含まれるベリサインの証明書の有効期限切れの問題も最近起きましたね。これはそれほど大した騒ぎにならなかたようですが、、)、どう見てもこれは中途半端な中間証明書を配りまくったベリサインの方が悪いように思います。
ベリサインと言えばちょっと前には存在しない.comドメインのアドレスにアクセスしようとすると、勝手に別のサイトに誘導してしまうなどというインターネットの私物化とでも言っても言いとんでも無いことをやって業界の大顰蹙を買ったことで有名ですが(さすがに非難が多かったようで今はやめていますが)、ま、どこかの企業のように嫌われ者の王道を歩んでしまうようなことの無いようにしっかりやってもらいたいものです。
ちなみに、その嫌われ者のPC(Macもですが)用には最近こういう機器が発売されたようです。少々高いかもしれませんが、怒りを込めて三本指を押す手間が無い分いいかもしれませんね(^^;。
それでは、また来週まで。さようなら。