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http://www.collectors-japan.com/nevada/より転載
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【 グローバルレポート 】
11月23日(日)号
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4.シリコンバレーの惨状
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現在、稀少金貨・銀貨コンベンションに参加するために、シリコンバレーであるサンタクララに来ておりますが、道路から見ますと、一棟空きビルがいたるところにあり、フロアー貸し等の看板は、ほぼ全てのビルに見られます。
ITバブルが崩壊してから、一向に不動産市況は回復していないことが分かります。
会社は、リストラを強化し、目先の収益回復を見せかけていますが、オフィスビルや一般レベルでは、いまだ殆ど回復は見られていません。
むしろ、解雇者が増えて、悪化していると言えます。
確かに最悪期は脱したかも知れませんが、最終製品価格の下落は続いており、パソコン等は、10万円も出せば、素晴らしい内容(スペック)のものが購入できます。
日本ではいまだ20万円で売られているようなパソコンが、米国では10万円を切っているのです。
先端分野では、デフレがいまだ猛烈な勢いで進んでいます。
今後、米国のこの低価格が日本のパソコン市場を襲うでしょう。
そのとき、このような低価格競争に生き残ることが出来る日本企業は、殆どないと言えます。
作れば作るほど赤字を出す、そのような状態になると思います。
限られたパイを巡って、企業存亡の戦いが、これから行われることになるでしょう。
関連会社の業績等には、警戒が必要な事は言うまでもありません。