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(回答先: 京都府警、ファイル交換ソフト「Winny」ユーザー2名を逮捕(Internet Watch) 投稿者 nu 日時 2003 年 11 月 27 日 22:06:10)
http://www.asahi.com/national/update/1127/035.html
交換ソフト「Winny」で初の逮捕者 製作者宅も捜索
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インターネットを通じパソコン同士でソフトウエアをやりとりするファイル交換ソフト「Winny」を悪用し、映画やゲームソフトを希望するネット利用者に自動送信できるようにしていたとして、京都府警ハイテク犯罪対策室などは27日、群馬県高崎市飯塚町、自称自営業木本勝彦容疑者(41)と、松山市の無職少年(19)を著作権法違反(公衆送信)の疑いで逮捕した。また、関連先としてWinnyの製作者の自宅など数カ所を捜索した。
ファイル交換ソフトを巡っては、高速で通信できるブロードバンド化が進む中、映画や音楽などのソフトが無断で送受信される著作権侵害が問題になっている。Winnyをめぐる著作権法違反事件の検挙は全国初という。
府警の調べでは、木本容疑者は9月25日、Winnyを使って米映画「ビューティフル・マインド」などの映画作品2本を送信ができるようにし、ユニバーサル社などの著作権を侵害した疑い。少年は9月12日、ゲームソフト「スーパーマリオ・アドバンス」など2本を送信可能にし、任天堂の著作権を侵害した疑い。2人は自分で購入したり、海外サイトからダウンロードしたりして延べ数百本のソフトを送信できる状態にしていたという。
Winnyはネット上で無料で配布され、数十万人が利用しているといわれる。同府警が一昨年11月にに摘発した別のファイル交換ソフト「WinMX」を巡る著作権法違反事件をきっかけに製作されたとされ、特定のサーバーを経由せず、データが暗号化される仕組みになっていることから、検挙は難しいと言われていた。府警は独自の操作技術を開発、暗号も解読して発信者を特定したという。
社団法人コンピュータソフトウエア著作権協会の石井昭・調査部長は「Winnyは簡単にソフトなどが取得でき、利用者の増加に伴って著作権侵害行為が懸念されていた。被害総額は見当もつかない。今回の摘発は警鐘になるだろう」と話している。
(11/27 22:59)