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パーソナルテクノロジー:
エッジ、インストール不要の「LindowsCD 日本語版」を11月28日に発売【CNET Japan記事】
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20061805,00.htm
WebBCN (BCN)
2003年11月6日(木) 10時24分
エッジ(堀江貴文社長)は11月5日、Linuxをベースとしたデスクトップ
用OS「LindowsOS4.0日本語版」を、インストール不要で起動する
「LindowsCD 日本語版」を11月28日に発売すると発表した。価格は3980円。
新製品は、パソコンのハードディスクにインストールする必要がなく、
CD-ROMドライブから直接起動できる新しいタイプのOS。起動方法は、
「LindowsCD日本語版」のCD-ROMを、パソコンのCD/DVD-ROMドライブにセ
ットし、電源を入れるだけ。インストールを行わないため、他社製OSがイ
ンストールされているパソコンでも「LindowsOS4.0 日本語版」を起動で
きる。
これによって、ビジネスユーザーからモバイルを多用するパソコン中上
級者ユーザーまで、CD-ROM 1枚で自分のPC環境を構築することが可能とな
る。
機能としては、プラグ&プレイへの対応やインターネットの閲覧といっ
た、「LindowsOS4.0日本語版」が備える多くの機能をそのまま利用できる
ほか、他国語のパソコンにも対応しており、海外出張時でも「LindowsCD
日本語版」1枚で日本語のLindows環境を実現する。
さらに、万一パソコンの動作が不安定になっても、「LindowsCD日本語
版」をドライブから取り出して再起動するだけで、パソコンを元の状態に
戻すことができる。
なお、メールは、livedoorなどの無料Webメールサービスを利用し、ブ
ラウザには、ノルウェーのOpera Software ASA社が開発し、トランスウエ
アから日本語版が発売されている高性能タブ型Webブラウザ「Opera 7.21
for Linux」の広告バナー付き無償版をプリインストールした。
データの保存についてはハードディスクの替わりにネット上のストレー
ジサービスを利用する。同社の提供するストレージサービス「データホテ
ル」では、利用できるディスクスペースの容量にあわせて、複数の料金シ
ステムを設定する予定。
同社では、高いセキュリティが必要とされる企業システムのほか、ホテ
ルや駅、コンビニや学校など不特定多数のユーザーがネットサービスを受
ける公共・商業施設での利用を想定しており、発売開始後約3年間で合計
200万本程度の販売を見込んでいる。