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2003年11月6日 07:30 PM 更新
中国政府、「Linux中心のソフト産業」目指して投資【ZD Net記事】
http://www.zdnet.co.jp/news/0311/06/xert_linux.html
中国政府はLinux中心の国内ソフトウェア産業を構築するべく、Linux搭載
コンピュータに資金を投じる計画。(ロイター)
中国政府は世界で最も急速に成長している同国のIT市場において、
MicrosoftのWindowsに対抗し得るLinuxベースのコンピュータを金銭的に
支援する計画だ。同国政府関係者が11月5日に明らかにした。
中国はLinuxを中心に国内ソフトウェア産業を構築すると情報産業部副
部長の苟仲文氏は語る。Linuxは自由な改変・複製が認められている安価
なソフト。
「Linuxはわれわれがソフト開発において躍進を遂げるチャンスとなる」
と同氏は情報産業部のWebサイトで述べている。「しかし、政府の支援が
なくては、大規模な市場を発展させることはできない」
同氏は、政府がLinuxに投資する具体的な金額は明かさなかった。
中国のIT市場は年間20%の成長を見せており、IDCの予測では、2005年
にはソフト売上が305億ドルに達する見込み。
中国のIT業界ではMicrosoft、Oracle、IBM、Sybase、UFSoft、Kingsoft
が大勢を占めている。
日本、中国、韓国は9月にWindowsの代替となる新しいコンピュータOSの
開発協力に合意した。日本のメディアは、これら三国はLinuxなどのオー
プンソースシステムを開発する可能性が高いと報じている。
中国の政府関係者は、国家の機密情報とネットワークを守るソフトを簡
単に改ざんできないようにするために、オープンソースコードのソフトの
方を選んだと話す。
同国政府は以前から、Windowsの支配に対抗するために、国内ソフトウ
ェア産業の育成とLinuxの国家標準の開発を推進してきた。
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