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(回答先: MS、ウイルス作者特定情報に報奨金提供か【ZD Net記事】 投稿者 クエスチョン 日時 2003 年 11 月 05 日 20:48:31)
[2003/11/06]
米Microsoft,ウイルス撲滅に向けた懸賞金プログラムに500万ドルを用意【ITPro記事】
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/USNEWS/20031106/3/
米Microsoftは米国時間11月5日,ウイルス撲滅に向けたアンチウイルス
懸賞金プログラムを発表した。手始めに500万ドルの資金を用意し,ワー
ム,ウイルス,悪意あるコードをインターネットに流した犯人の逮捕を支
援する。「(情報提供者は)どの国の住人でも,その国の法律に従って,
懸賞金を受け取ることができる」(Microsoft社)
プログラムの一環として,Microsoft社は「MSBlast.A」ワーム作成者の
逮捕/起訴につながる情報の提供者に25万ドルを支払う。MSBlast.Aの変
種,「MSBlast.B」と「MSBlast.C」の作成者は逮捕されたが,オリジナル
のMSBlast.Aの作成者はまだ捕まっていない。同ワームは,Microsoft社が
修正パッチの配布に利用しているWWWサイト
(http://www.windowsupdate.com)に攻撃を仕掛けるように設計されてい
た。
また同社は,2003年1月10日に検出された「Sobig」ウイルスの作成者に
も25万ドルの懸賞金をかける。同ウイルスは,ユーザーのアドレス帳に記
載されているすべての電子メール・アドレス宛てに自身を添付して送信す
る機能があったため被害が拡大した。また変種の「Sobig.B」と「Sobig.C」
は,電子メールの発信元がMicrosoft社であるかのように見せかけていた。
Sobigに関しては,まだ誰も逮捕されていない。
Microsoft社上級副社長兼顧問のBrad Smith氏は,「悪意のあるワーム
やウイルスを作成することは,インターネットを利用するすべての人が被
害を受ける犯罪行為だ。当社では,ソフトウエアのセキュリティを高め,
ユーザーが自分を守れるよう啓蒙に努める一方で,問題の根源である犯人
逮捕にも支援を惜しまない」と述べた。
同社では,MSBlast.AもしくはSobigの作成者に関する情報を,インター
ポール,FBI,インターネット詐欺を取り締まるInternet Fraud
Complaint Centerに提供するように呼びかけている。
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