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(回答先: 1PetaFlopsの超スパコンの登場 投稿者 mina 日時 2003 年 10 月 24 日 23:31:31)
1ペタFLOPSというのはとてつもない数字である。1ペタFLOPSは1000兆分の1秒(1ペタ秒)に1回の浮動小数点数演算を行なう処理速度である。仮に1ペタ秒を1秒に換算すると、1秒は約3000万年に相当する。また、25年前の最初のスーパーコンピュータCray-1の処理速度160メガFLOPSの600万倍を超える。この間のスーパーコンピュータの進歩の早さには驚く。
2001年に”地球シミュレータ”がそれまで最速であったの米国製スーパーコンピュータの処理速度の5倍という35テラFLOPSという処理速度を達成した時は、米国に大きな驚きと危機感を与え、スーパーコンピュータの開発を加速した。しかし1ペタFLOPSというのは米国の2010年の目標値にすぎない。
理研が地球シミュレータの処理速度の約30倍のスーパーコンピュータを開発したということが事実であれば、地球シミュレータ登場時を遥かに超える衝撃を米国に与えるに違いない。スーパーコンピュータは科学技術研究の道具であるとともに、軍事分野では核爆発のシミュレーション等に利用されており、米国は日本を脅威として認識するようになるのではないか。おそらく予算を増額させて日本製スパコンに追い抜くべく力を注ぐことになるだろう。また、過去のスパコン摩擦のような様々なインネンを日本に対しつけてくることが考えられる。
【参考サイト】
TOP500 SUPERCOMPUTER SITES http://www.top500.org/
スーパーコンピュータhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF
ペタコンピューティングの世界(1)http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/01/01/13.html
ペタコンピューティングの世界(2)http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/01/01/14.html