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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031017-00000037-nna-int
中国企業家の資産額のランキングを手掛ける胡潤(Rupert Hoogewerf)氏は16日、2003年の中国大陸富豪トップ100を発表した。トップとなったのは北京を拠点とする大手ポータルサイト「網易」(NETEASE)の創業者・丁磊氏(32)。昨年のランク外から一気に13億人の頂点に立った形となった。ランクインした企業家の顔触れは、急成長を続ける現在の中国経済を象徴しているともいえそうだ。
16日付中国新聞社電などによると、ランクインした100人の企業家の資産総額は1,907億元に上り、昨年から330億増加。大富豪の資産額が膨れ上がっていることを示している。資産総額は中国の国内総生産(GDP)の2%にあたるという。1人当たりの平均資産額は19億元だった。
■資産額75億元、「IT天才」
浙江省寧波市出身の丁磊氏の資産額は75億元。網易は1997年設立。サイトの検索機能やネット上の競売、ネットゲームなど各種インターネットのサービスを展開している。丁氏は「IT(情報技術)の天才」とも言われており、ネットの普及とともに大富豪となった若手企業家の代表格といえる。
同社の株はニューヨーク株式市場に上場しており、当初、数十米ドルだった株価が最近では60米ドルにまで高騰。業績向上が創業者の資産を増大させた形となった。大富豪になったことについて、丁氏は「株価が値上がりしただけ。株価が下がればランクが落ちるだけ」と極めて冷静で、自分が大富豪と呼ばれることには反感を持っているようだ。
■最年少は22歳、目立つ若年化?
企業家100人の平均年齢は44.5歳だった。トップとなった丁氏のように若手の大富豪が目立つようになっている。最も若かったのは19位に入った山西省の山西海シン(金3つ)鋼鉄集団の李兆会氏。父親の資産譲渡を受け、22歳にして大富豪の仲間入りをした。ほかにも30歳の陳天橋氏(10位・上海盛大網絡)や29歳の周益明氏(83位・広東明倫集団)などがランクインしており、こうした企業家は「大富豪貴公子」と呼ばれているという。
業界別では、不動産、IT、製鉄の3業界の企業家がランクインする傾向が強まっている。いずれも、急成長を続ける中国経済の一面を示したものと言える。
とりわけ不動産関連企業家は40人近くランクインしており、各地で進む不動産開発に伴って、巨額の富を築くケースが増えているといえそうだ。また、IT関連業界は10人近くがランクイン。いずれの企業も前年比100%以上のスピードで業績を伸ばしている企業の幹部だという。
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[10月17日10時39分更新]