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県教育財団が発掘調査を進めている製塩遺跡「村松白根遺跡」(東海村村松)で、製塩作業をしていた人たちが住んでいたとみられる建物の遺構などが見つかった。
同遺跡は日本原子力研究所東海研究所の大強度陽子加速器の建設現場で見つかり、昨年4月から発掘調査を開始。15〜16世紀の製塩所跡とみられる遺構などが見つかっている。
今回は前回発掘した製塩所跡の周辺約1万630平方メートルを調査。製塩業に従事していた人々の住居とみられる柱の遺構やかまど、畑のうねの跡などが見つかった。陶磁器や鉄製の包丁なども出土しているという。さらに「永楽通宝」などの古銭が1000枚以上と、鋳造する際にできる「枝銭」も見つかった。砂岩でできた石鍋(直径約30センチ、高さ約14センチ)も発見されていることから、同財団は「県内では初めてで、非常に珍しいもの」と話している。
このほか新たに製塩所の遺構を確認したほか、子供の人骨2体の墓跡を発見。副葬品の皿や貝などが出土した。【米江貴史】(毎日新聞)
[2月24日19時6分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040224-00000006-mai-l08