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国内最大級の照葉樹林が広がる宮崎県綾町での高圧送電線鉄塔建設をめぐり、九州電力(本社・福岡市)は31日、宮崎市の宮崎支店で、初の公開説明会を開いた。
市民グループ「綾の森を世界遺産にする会」(代表・上野登宮崎大学名誉教授)の要請や署名活動を受けて開催。市民約70人が出席し、九電側は、宮崎真佐雄用地部長らが質問に答えた。同会は、鹿児島県の川内原発3号機建設問題が決着するまで鉄塔建設工事を凍結するよう要望したが、九電は拒否。議論は終始、平行線だった。
質疑では「照葉樹群落をかすめて送電線が通れば、世界自然遺産登録に影響がある」との同会の主張に対し、九電は「実際に送電線が通っている世界自然遺産もあり、問題ない」と回答。 また、送電線とともに同県木城町に建設中の小丸川揚水発電所について、同会は「出力調整が難しい原発の付属施設であり、電力需要が低迷する中、不要ではないか」と指摘したが、九電は、原発と揚水発電の関連性を否定し、「小丸川揚水は、電力需要のピーク時や緊急時の対応に必要」と説明した。