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[2004/1/31夕刻 NHKニュースで紹介されたと同系の日立電鉄・ボディー広告車]
http://homepage2.nifty.com/jotta/news.html
日立市と常陸太田市を結ぶ鉄道「日立電鉄線」(十八・一`)が来年三月末で廃止される見通しとなったことを受け、電鉄線を通学に利用している沿線の高校生が三十一日、常陸太田市稲木町の県立佐竹高で「日立電鉄線の維持存続をもとめる会」(仮称)を結成することになった。
同校によると、昨年十月、日立電鉄(本社日立市)が電鉄線廃止を検討していることが報道され、同校や太田一、太田二、里美の県立高四校の生徒会が生徒を対象にアンケート調査を実施。
要望などを集計した結果、「もとめる会」などの連絡会を結成し、生徒会を中心に署名運動を実施する意見が多数出たという。このため、日立市内の県立高や私立高にも呼び掛け、結成を働き掛けていた。佐竹高では「部活動が盛んなので、生徒にとって電鉄線廃止は切実な問題」と話している。
[2004/01/30(金)]
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日立電鉄線存続求め署名 「交通弱者切り捨てないで」【茨城新聞】
日立市と常陸太田市を結ぶローカル鉄道「日立電鉄線」の来年三月廃線を受け、存続を求める街頭署名活動が三十日、日立市東金沢町の同電鉄線大沼駅前で行われた。
署名活動を実施したのは同駅近くの大沼学区コミュニティ推進会(約四千五百世帯、大江日出雄会長)。午前七時からの出勤・登校時間帯、午後五時半からの退勤・下校時間帯のそれぞれ一時間、約十人の会員らが「電鉄線を存続させましょう」と署名を呼び掛けた。
朝早くからの署名活動に、電鉄線利用者は急ぎながらも、署名に応じていた。大沼町の会社員女性(22)は「毎日、電鉄線で通勤している。廃止になれば、バスを乗り継がないと会社に行けない」と話していた。
同推進会は各町内でも署名活動を展開。署名数は約七千人を目標にしている。中井保行副会長は「この地域はバス停までも遠く、電鉄線は貴重な足。交通弱者を切り捨てないでほしい」と話す。
今後、二月初旬にも鉄道を運営する日立電鉄(松場卓爾社長)や日立市、県に署名簿を添え、「日立電鉄の鉄道部門の存続と公共交通機関の確保を求める」要望書を提出する。要望書によると、@国や県、市などとの連携で、鉄道部門存続に向けての真剣な取り組みを行うA地域住民や利用者に対して、説明責任を十分に果たし、積極的な情報公開に努めるB万一の廃止にあたっては、代替えの公共交通機関の確保を責任を持って行う−としている。
日立電鉄線の廃止に関して、樫村千秋日立市長は三十日の定例会見で、「まだ、納得してはいない。もう一度協議しながら、存続を要望したい」と述べ、引き続き存続を求める考えを明らかにした。ただ、維持存続の設備投資に関して「行政で抱えるだけの投資に耐えられない」と財政負担は困難であることを示唆。「存続が無理との認識になれば、代替えをお願いする」と述べ、交通手段だけは確保する意向を語った。
[2004/01//31(土)]