現在地 HOME > 掲示板 > 地域7 > 160.html ★阿修羅♪ |
|
都立大:
任期制と年棒制を導入 終身雇用を見直し
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20031121k0000m040162000c.html
東京都は20日、05年4月開設予定の新都立大学の教員に、「任期制」と「年俸制」を導入することを決めた。終身雇用制を抜本的に見直すもので、全国初の取り組み。さらに、「主従関係」をなくすとして、助教授、講師を「准教授」にして教授とほぼ同等にする。
都は、旧制度にこだわる教員は給料を固定し、昇任を不可とする“冷遇”措置を取る方針で、組合側は反発している。
新大学では、昇任しないで滞留する人も多い助手を廃止し、「研究員」として研究に専念させる。また、現在は教員のすべてが63歳定年だが、研究員は任期を3年(2年まで延長可)とし、審査に合格すれば准教授になる。准教授は任期5年で再任は1回のみ。10年以内に教授にならない場合は退職となる。教授を含め学外からの准教授公募も行う。
教授の任期は5年だが、実績が評価されれば、任期のない「主任教授」(65歳定年)に昇任できる。
年俸のうち、基本給は5割だけで、授業などの職務給が3割、研究上の業績などを評価した業績給を2割とする。
これに対し、都立大・短大教職員組合の小林喜平書記長は「労働条件の一方的な変更であり、教員が使い捨てにされる環境では、教育・研究に専念できない」と反発している。【奥村隆】
[毎日新聞11月21日] ( 2003-11-21-03:00 )