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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031116-00000009-cnc-l23
【愛知県】国内では絶滅したとされるコウノトリが、渥美町亀山のキャベツ畑に飛来しているのを、野鳥の観察や治療活動を続けている町内の理容業鈴木一夫さん(62)が確認、撮影した(鈴木さん提供)。県の資料によると、県内への飛来は同じく渥美町で一九八四年二月に確認されて以来、十九年ぶり。
鈴木さんは今月八日、地元の人から「ツルのような鳥がいる」との連絡を受け、九日に現地を訪れ、くちばしが長く、脚と目の周りが赤、翼の先が黒いという特徴からコウノトリと確認した。
左脚の上部が化のうしているらしく、脚をかばってしゃがんで休む時間が長いため、尾の羽が擦り切れているようだったという。
十一、十二日には、別の一羽のコウノトリと飛び立つのを見たという。その後、脚の悪い一羽はいるが、もう一羽は確認されていない。
鈴木さんは七八年九月にも一週間、渥美町小塩津でコウノトリを観察した。脚の具合が悪いことについて「神経質な鳥なので、そっと見守るしかないのではないか」と話している。
コウノトリは現在、中国東北部やロシア東部などに生息。環境省レッドデータブックの絶滅危ぐ種になっている。 (早川 昌幸)(中日新聞)
[11月16日11時4分更新]