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★ 数年前まで極度に貧しかったサハリン、今は北海道よりもリッチな層が現れた。
宗谷岬から北へ40キロ、日本からもっとも近い外国の島、ロシア・サハリン島。今、この島が、石油・天然ガス開発に沸き立っている。
周辺の大陸棚で、日本を含む国際資本による石油・天然ガスの開発プロジェクトが本格化し、サハリンは一躍、東アジア最大のエネルギー供給基地に生まれ変わろうとしているのである。
島の周辺9地区で進む開発計画。推定埋蔵量は、少なく見積もっても、石油230億バレル、天然ガス2兆5千億立方メートル。天然ガスの場合、日本の年間需要の35年分を満たす、とされる。この膨大な資源を狙って、欧米オイルメジャーや、日本の石油公団、商社などが相次いで進出、総額8兆円もの投資を始めている。
こうした開発プロジェクトの進展で、「北の楽園」と呼ばれ、手つかずの豊かな自然が残るサハリン島そのものも、大きく変貌を始めている。急速にインフラ整備が進み、外国との合弁企業も続々と誕生。州都ユジノサハリンスクでは建設ラッシュが起き、「新ロシア人」と呼ばれる富裕層も生まれている。
番組では、サハリンの石油・天然ガスに群がる各国企業の動きを追い、どのような思惑と駆け引きが繰り広げられているのか、エネルギー開発を巡るダイナミックな構図を明らかにする。同時に、石油・天然ガス開発で大きく変貌する、北辺の島の「今」にも迫る。[11月8日(土)午後10:00〜10:49]
https://www.nhk.or.jp/sapporo/bangumi/b_zenkoku.html