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(回答先: 私の共産党批判 投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 11 日 19:18:55)
>■ 自分たちの力で世の中が変えられると考えていること
共産党(員)は、自分たちの力で世の中が変えられるというレベルを超えて、自分たちだけが世の中を変えることが唯一の力だと確信しています。
本当は自身がないので、民主連立政権みたいな事を言っている。
> このような意味で政治的な活動における指導と被指導という関係性を否定するわけではありませんが、自分たちが指導者(前衛)であり自分たちが政治権力(政権)を握れば世の中の問題が解決できると考えている共産党を認めることはできません。
> 指導−被指導は、固定的なものでも一方向のものでもなく、指導=被指導というものです。(他者に指導する(教える)という行為そのものが指導される(教わる)ことなのです)
そして、指導者にたると判断するのは被指導者であって、指導者のほうではありません。さらには、指導者にたると判断されるのも、地位や立場で固定されたものではなく、瞬間瞬間の言動によるものです。
> 共産党は、世の中を根底から良くしたいと思っていながら、根底である諸個人の関係性がどうであるべきかという根本が理解できていないと見ています。
というよりあくまで自分達がヘゲモニーを握っていたいという官僚的独裁願望の現われでしょうね。
> 共産党にとっては、自民党や民主党という政治勢力のみならず社民党や新左翼も、敵であったり、現実世界や歴史を科学的に認識できない愚か者であったりということになります。
> そして、共産党的な価値観や政策に共鳴して近くに寄ってきた未だ愚か者である可能性が大きい人々を党内に取り込んで啓蒙しなければならないと考えています。(啓蒙するのが自分たちの責務だと確信しているはずです)
> そのため、各種市民運動や他の政党と一緒に活動する機会があると、自分の政策を全体の政策にすることを優先させたり、有能な活動家をなんとか党内に取り込もうとします。
> 共産党が関わる各種非政党組織は、共産党の支持者を拡大する手段であり、共産党員として取り込むため人を見つけ出す場として扱われます。
> これが様々な組織から「共産党は引き回ししかやらない」と言われる所以ですが、自分たちだけが正しい理論・分析・政策を打ち出せると信じている共産党(員)は、そのように批判されるわけさえ気がつかないのです。
それどころか、共産党を批判することは、即、敵対行為とみなされることになります。
科学的認識ができる唯一の政党であり、虐げられた人々のために犠牲を厭わず戦っている真の革新政党(反戦平和政党)だと信じているわけですから、それを批判する人や勢力が敵に見えるのも自然です。
(党内闘争や党員学者に対する処置を省みれば、この現われに満ちたものですからすぐにわかります)
あっしらさんは優しいな。あそこまで権力と妥協してきた共産党独裁政治をあくまで善意に解釈している。
> このような共産党の動きが、様々な政治課題に多くの人を結集させることを阻み、結局は政権(与党)の政策がそのまま現実化されてしまう歴史の責任のある部分を負っています。
そうです!
> このような価値観を持つ政党が政権を取ったらどうなるでしょう。
共産党政権は、大資本家を除く多くの人にとって素晴らしいものであると信じて政策を決定するはずです。
> 政権を取っているのですから、国会でも多数派で法律や予算は可決されます。
いえ、できません。共産党独裁ができるのは、第三世界で革命前凄まじい圧制が敷かれ、民主主義や人権が一切ない状態の中、革命で内戦状態を経た後に暴力的に政権奪取をした後にやっと共産党独裁ができるのです。今の日本で共産党が多数派になってできるのはせいぜい片山内閣か村山内閣の焼き直しでしかありません。
> そこで、共産党政権の政策に反対する動きが起きたとします。いくらなんでも軽い反対運動は許容するでしょうが、ゼネストや大きな街頭運動が起きたときには、「反革命勢力もしくは反共主義者が後ろで操っている反革命運動」と判断し、鎮圧に乗り出すはずです。
できません。西側では、革命前に独裁国家であった第三世界の共産圏と違って、共産党はそこまで指導力を発揮できません。鎮圧するかどうかで、党が分裂し、除名者が出ます。経済・社会が安定した西側では共産党は党員にしか独裁をできないのです。
> そういう苛烈なものではなくとも、共産党は、自分たちの価値観や理論を、歴史的先行した素晴らしいもであったり、科学的な真理だと信じていますから、学校教育やメディアを通じてその浸透をはかるはずです。
> そして、それに反対する人やそれを受け入れない人は、“反革命主義者”・“反共主義者”・“道徳的堕落者”・“精神異常者”であるかのように見えるはずです。
> 政権をとっていないこれまでの歴史で他の政党や労働組合をはじめとする各種組織に対してとってきた態度が、権力を背景とした強大なものとして人々に向かうことになると推測しています。
そういう事態に前に政権が引っくり返ります。この日本全体が共産党の価値観を受け入れるほど好戦的な反動メディアや創価学会コネクションは甘くないですよ。石原や中曽根やナベツネやトヨタをはじめとする財界の力を侮ってはいけません。ベルンシュタイン修正主義の似非共産主義党に国家をやるほど日本経済の規模は小さくないのです。共産党が大権を振るう事が許されるのは大企業が共産党を認めた時だけです。
> 共産党は、自分たちを正義と真理の集団だと信じていますから、反対運動の鎮圧やイデオロギー教育反発者への対応を悪意ではなく善意と信じて行います。
下部の“信者”はそうでしょうが、上は自己保身だけではないのでしょうか?ダラ幹に善意などというものがあるのでしょうか。ころころころころ党員に何の相談もなく、党規約や綱領を変える奴などに信念は感じないです。
> しかし、現実は断片的な寄せ集めとして動いているわけではありません。
科学的社会主義など存在しないのです。不破さん、マルクス主義をメチャメチャにするのもいい加減にして欲しい。